ニコンコンパクトカメラ2008年03月02日 21時56分53秒

前週のお散歩カメラは、ニコンZOOM600AFだった。
このカメラ目立たないけれどよく写る。
さすがにコンという感じである。
38mm-110mmでせめてワイド側28mmがあればいいなとは思うが
初めてプリントを見たときは、あまりによく写っているので、
びっくりしたのを覚えている。
手頃な大きさで、なかなか使いやすい。
町のスナップにいいと思うが、なかなか出番が少ない。
改めて撮ってみたがやはりいい写りをした。

ニコン2008年03月02日 22時08分47秒

ニコンZOOMM600AFによるスナップで、コンパクトカメラにありがちな
樽型や糸巻き型の歪曲がかなり小さいのがよくわかる。
最近のコンパクトデジカメは、もうメタメタの歪曲収差で、こんな被写体を撮れば、タイルが丸く写っているものね。

天王寺界隈2008年03月02日 22時15分47秒

天王寺動物園の裏の道を歩いた。
ここは以前から好きなところで、露天やつい最近までは
カラオケなどをやっていてにぎわっていたところである。
ところが、こんなにフェンスをして、なにも営業できないようにしている。
あのにぎわいは外国人も楽しみにしていたのだが・・・
衛生的に悪いのか、犯罪が起こると思うのかしらないが、
また一つ大阪の面白いところがなくなった。
以前のようなにぎわいは、ここにはもうない。

ウミガメの赤ちゃん2008年03月09日 22時09分17秒

アウトドアフェスタに行ってきた。
我が串本もブースを出していた。
うれしかったのは、ウミガメの子をさわらせていたことで、
普段は、そしてこれからもまず体験できることのないもので、
子供たちにはいい経験になったと思う。
亀の子は、串本海中公園で生まれ育ったものなので、
こうしたところへも参加できる。

昔、よく食べたのを思い出した。
味は最高なのである。
ここに来た亀は、アカウミガメとアオウミガメで、
小さいうちは、はっきりと色が分かれているのですぐわかる。

こうした本物体験が、今の子供たちに必要に思う。
今日、こうして手にして遊べた子供はラッキー。

二月堂お水取り2008年03月17日 23時04分49秒

2月堂のお水取りを初めて見た。
雨がかなり降っていて、人出も少ないだろうと思っていたが、
何の何の、境内を人が埋め尽くしていた。
そこへ雨のため傘を差しているから、肝心な所が全く見えない。
それにもまして、雨よけのためテントが張られていた。
目隠しになってしまっていた。
少しでも前へ行こうと、腰をかがめ傘と傘の間を、雨に濡れながら人混みの先頭に進んだ。
途中、
「おい、奈良の鹿がやってきた」と、暗に非難の言葉をかけられたが、
それにもめげず前に行き、傘を差せないので、中腰のまま雨に濡れながら松明を待った。
10本の松明が次々とやってきたが、十分には見えなかった。
それでもD40で何カットかを写し、最後にD70に300mmを付け火の粉をアップにしたが、暗いので、2分の1秒までシャッタースピードが落ちてしまった。
そんな状態で撮れたのがこれである。
完全にぶれてしまった。
ま、次回来るときは、ポジションの確保をきちんとできる時間にこなければと、反省。

本当は掲示板に、まだましな写真とこれを載せるつもりでいたが、
何故か掲示板を見ることができなくなり、こちらにした。
原因不明のトラブルで、会社や他の人のパソコンでは見ることができる不思議な現象である。
エクスプローラーも7にバージョンアップしてもだめ。
不思議不思議。

今その瞬間2008年03月20日 21時04分38秒

下手でも、長いこと写真をやって来た。
今日は雨で肌寒いのでどこにも行かず写真や本の整理をした。
多いときで1ヶ月約10~20本撮っている。
それが1971年からネガを整理しているので、36年になる。
36年×12ヶ月×15本として、約6400本以上のネガやポジがあることになる。実際は捨てたりしてかなり少なくはなっているが、ケースに入っているだけで2000本ある。
一応整理はしているのだが、それをパソコンデータにしているので時間がかかる。
ましてコンタクトを見ていると、ついついのめり込んで、ああここはこう撮ればよかったとか、思いも寄らないいい写真が見つかったりするので、寄り道をしてしまい前に進まないというのが実際のところである。

これまでも会心の作というのはほとんどないが、写真を撮った日や前後の経緯は忘れていても、いいチャンスでシャッターを押した情景というのはいまだに鮮明である。
また、写真に気力が乗っているときは、シャッターチャンスを神様が用意してくれるような気がする。

熊野では珍しく大雪の降った日、もっと雪を見たくて十津川村まで走った。
まだ時間が早かったので、雪もそれほど消えてなく、面白い轍ができていた。
ここへ犬が来たら面白いな、と思っていたとき、ひょこひょこと寒そうに犬がやってきた。
このときボクは、轍の真ん中に来い、と念じた。
ここでは、轍の真ん中でなければだめだったのである。
やったきたね。
わんちゃんはきっちり真ん中を歩いてくれた。
できあがってみると写真的には、さほどインパクトのあるものではなかったが、やっぱり神様が歩かせてくれた気がするのである。
これがその時の写真である。

街角にて2008年03月30日 00時14分17秒

町を歩いていると時々面白いものを見る。
ものが使われず放置されているとき、それは別の姿を見せてくれる。
放置自転車も、次第に形を変えていくのが面白い。

通勤の道筋で、ビルの谷間に、おいたままになっているカブがある。
一応カバーをかぶせているのだが、全く乗っていないので、そのカバーに水がたまっている。
もう少し前は、ほぼあふれるくらいにたまっていた。
しかし誰かが水を抜いたようで、減っていた。
もっとたまらないかと楽しみにしていたので、残念だった。
ところがまた水がたまりだした。
だんだん増えているところをみると、穴は開いていないようである。
一雨ごとに水の量が増えている。
関心のない人には、単に水がたまっているだけのことだけれど、何故か
こういう風景が好きなのである。
満水近くなって、膨張したカバーの持つ危うさを想像すると何となく楽しくなってくる。

本当のところは、こうして放置しないで乗ってあげてほしいのですが・・
乗れない理由があるのでしょうね。

都市の夕暮れ2008年03月30日 15時44分05秒

大阪に通い始めて6ヶ月になる。
皆に大変だろうといわれるが、なれればそうでもない。
むしろ、日々変化する都市の景色を見るのは楽しい。
最近は、カメラを持っての通勤で、気がついたおもしろ風景や、ビルの谷間の雑雑としたところをスナップしている。
夕暮れは、田舎の専売特許のようであるが、都市の夕暮れもなかなか乙なもので、人工の光と自然の光がおりなす景色は、フォトジェニックで感動する。

時間があれば、沈みゆく太陽とガラスだらけのビルとを、うまく組み合わせた写真をと思っている。
今はまだ少し夕暮れが早く、退社時にはもう日が落ちているときが多い。

写真は、洋風居酒屋などがある路地裏どおりである。
夕焼けで、空が赤くなっていればなおいいなとか思いながらシャッターを押した。
トキナーAT-X17mmf3.5AF。
結構活躍してくれる。