街角にて2008年03月30日 00時14分17秒

町を歩いていると時々面白いものを見る。
ものが使われず放置されているとき、それは別の姿を見せてくれる。
放置自転車も、次第に形を変えていくのが面白い。

通勤の道筋で、ビルの谷間に、おいたままになっているカブがある。
一応カバーをかぶせているのだが、全く乗っていないので、そのカバーに水がたまっている。
もう少し前は、ほぼあふれるくらいにたまっていた。
しかし誰かが水を抜いたようで、減っていた。
もっとたまらないかと楽しみにしていたので、残念だった。
ところがまた水がたまりだした。
だんだん増えているところをみると、穴は開いていないようである。
一雨ごとに水の量が増えている。
関心のない人には、単に水がたまっているだけのことだけれど、何故か
こういう風景が好きなのである。
満水近くなって、膨張したカバーの持つ危うさを想像すると何となく楽しくなってくる。

本当のところは、こうして放置しないで乗ってあげてほしいのですが・・
乗れない理由があるのでしょうね。

都市の夕暮れ2008年03月30日 15時44分05秒

大阪に通い始めて6ヶ月になる。
皆に大変だろうといわれるが、なれればそうでもない。
むしろ、日々変化する都市の景色を見るのは楽しい。
最近は、カメラを持っての通勤で、気がついたおもしろ風景や、ビルの谷間の雑雑としたところをスナップしている。
夕暮れは、田舎の専売特許のようであるが、都市の夕暮れもなかなか乙なもので、人工の光と自然の光がおりなす景色は、フォトジェニックで感動する。

時間があれば、沈みゆく太陽とガラスだらけのビルとを、うまく組み合わせた写真をと思っている。
今はまだ少し夕暮れが早く、退社時にはもう日が落ちているときが多い。

写真は、洋風居酒屋などがある路地裏どおりである。
夕焼けで、空が赤くなっていればなおいいなとか思いながらシャッターを押した。
トキナーAT-X17mmf3.5AF。
結構活躍してくれる。