歩道の自転車のことなど2008年07月18日 00時03分38秒

先日のテレビで、大阪には13000台の路上駐車している自転車があり、それらが車椅子の方の通行を妨げているとか。
ほんとに車椅子の方はご苦労されていると思う。
法規改正で、自転車への規制が強くなっているけれど、ならば自動車用の駐車場の幾分かを、自転車やバイクのために解放してほしい。
いつも思うことだけれども、日本は文明国家(?)でありながら、きちんとした方策もなく、法律だけ先行するきらいがある。
今回の自転車に関しても、路上駐輪をするなといっても、じゃーどこへおけばいいのか。
オランダをはじめとして、ヨーロッパではきちんとできている。
いいところは見習ってほしいね。
番組のインタビューに答えて大阪市の職員が言っていたけれど、
「今市営の駐輪場は250台分しかないのでこれを750台に増やします」
信じられない回答で、いかにも公務員的。13000台放置されているのに750台。屁のツッパリにもならない。
大部分の自転車置き場を確保し、それでも違法駐車をするものは罰則をきつくしてきちんと取り締まればいい。
日本は、この罰則というのがゆるい。

このままガソリンが値上がりするのであれば、ますます自転車の重要さが増してくる。
でも置く場所がない。
ガソリン税を使って抜本的に都市交通を編成しなおしてほしいね。
LRTが世界で評価されていることでもあり、また電気自動車の開発にしのぎを削っているし、中途半端な道作りはそろそろやめにして、日本の交通体系をきちんと再構築してほしい。
電気スタンドや水素ガススタンドが増えたときはどうするのかな。

てなことを考えながら、自転車で御堂筋を走った。