会津八一と奈良(その3)2008年09月09日 23時57分35秒

不安定な天候の時期なので、心配していたが、春日大社神苑についた頃に大雨となった。
D70を濡らすに忍びないので、ペンタックスを取り出した。
これは3mまで潜れる防水カメラである。
いくら濡れてもいい。しかし写りはD70にはほど遠い。
とにかくレスポンスが悪いので、暗いところではぶれる。
ファインダーがなく、液晶画面でしか確認できず、手を前に出さなくてはいけないのがぶれる原因である。
ファインダーがあれば、顔にくっつけることができるのでぶれないのである。
さて、八一の碑はひっそりとあった。

かすがのに おしてるつきの ほがらかに
      あきのゆうべと なりにけるかも

おしてるつき、とは、照り輝く月のことであるらしい。
碑の近くの、ススキの根本には南蛮ギセルがたくさん咲いていた。
暑かった夏ももう終わりに近い。

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