ＫＩＫＵＯのブログ

車検は、その日中なら合格するまでラインを通せるし、その日だめであっても、２週間以内なら、ラインの費用を払うだけで、合格します。
でも今回のように手の下せないところでの×と、試験官の、「これは直すのは難しいね」との一言で、どうしようかなと、三菱に対応策を聞くために電話をすると休みでした。万事休すで、車検を通すのをあきらめ、気持ちはもう買い替えモードにはいってしまいました。
９年、１４００００ｋｍ走っているので、もう買い替えてもいいか、そんなことを考えながら今度はＫＬＥの最終チェックをすると、なんとストップランプとスモールランプが点いてないではありませんか。
レンズをはずしてランプを見ると切れていました。すぐに近くのＤＩＹ店にいってランプを買ってきました。
このときＲＶＲのプラグを替えたらどうかなと探しましたが、GＤＩのプラグは特殊な形状で、売っていませんでした。
がっくり、という感じでＫＬＥのランプを取り替え再び車検場に向かいました。市内であればいいのですが、家からは２０ｋｍ位あるので時間を気にしながら走りました。
こんな急ぐときに限って車はよく混みますね。
検査場に着くと、なんと懐かしのトヨタＳ８００が車検に来ていました。その昔、この車が点検などに入ってくると和歌浦一周テストをよくやりました。よく走ったし、燃費も名神などを走れば、１リッターで３０ｋｍ位のびました。ホンダのＳ８００とレースでもバトルしてましたね。

KLEを検査ラインに入る前に、もう一度ＲＶＲをラインに通したくなり、かみさんに電話で、
「もう一度ＲＶＲをラインに通すから持ってきてほしい」と連絡し、途中で待ち合わせることにしました。

ＫＬＥの検査は、前に入っていたアメリカンタイプの排気音が大きかったのでサウンドメーターでチェックされてて時間がかかり、ラインの入り口でかなり待たされましたが特に問題もなく一発でクリアしました。
意気揚々と検査証をもらいに行きました。
そこで、検査受付のかたに、
「朝からの車検で排気ガスのＨＣがだめだったのですが、どうしたらいいでしょうね」と聞くと、
「うーん、GＤＩはね、古くなるとオイルが少しエンジンルームに上がるんですよ。それでＨＣが増えるのかな？」
とつぶやくように教えてくれました。
「とにかく２週間以内に再度受験してください」ということでした。
ここでひらめきましたね。
「ん、オイルが上がる？ではもっと燃やしてヘッドを熱くしてやればいい」と。
それで待ち合わせ場所までＫＬＥでいき、ＲＶＲに乗り換えた後、検査場まで４ｋｍほどの道のりをミッションをマニュアルシフトでセカンドにキープし、エンジンを普段の倍の５０００回転くらいでずっと走りました。
そしてラインに再び入れてチェックすると、○でした。合格したのは
検査終了１０分前でした。胸をなで下ろしました。
これで検査が残ればまた休みをとらなければいけないし、修理不可能であれば車の買い替えの段取りも必要となってきます。
それらの心配がなくなっただけでもラッキー！！でした。
今日の反省は、やはり一日２台の検査受けは、「時間的にタイトになりトラブルのリカバリーが出来ないので、できれば避けるべき」、ということでした。
今日はいろいろ皆さんに、助けてもらいました。
特にラインに入りしなサポートして頂いたおじさん、ありがとうございました（私もおじさんですが・・）