ブローニー コダックカメラ2009年10月07日 00時28分39秒

以前イギリスに行った折りに、ダービー近くの骨董店でこのカメラに出会い、レンズがこちらを見て、買ってくださいと言っている感じがして、つい買ってしまいました。
それほど高くなかったので、今でも買っておいてよかったと思っているのですが、問題はフィルムサイズにありました。
このブローニーシリーズは、その数100種類以上が売り出されたのですがカメラごとに、フィルムのサイズが微妙に違い、30種類ほどのサイズ違いのフィルムがでていたそうです。
そこで私のブローニーは、現行の120フィルムより5mmほど幅が広くなっています。
いろいろ工夫して何とか撮れるようにしました。

このブローニーは、はじめて手にしたスタートカメラと基本的に同じで、シャッター速度は単速、絞りはなし、ピントは固定焦点という、現在の6×6(120フィルム)カメラでは考えられない構造です。
ところがきれいに写るんです。最初に撮ったときは光線引きしてまわりは白くなったのですが、とにかくびっくりするくらいのシャープさで写っていました。

今後ののカメラをきちんと撮れるようにしたいので、いろいろ手を加えることにしました。

ブローニーカメラ コダック2009年10月07日 00時40分25秒

まず最初に、フィルムをカメラに装填できるようにしました。
幅が5mmほど狭いので、古いスプールの丸いところを二枚ずつ瞬間接着剤でくっつけ広げました。
するとうまいこと巻き上げられるようになりました。新しいフィルムに事前にこの作業をしておかなければいけない手間はありますが、現行フィルムを使えるようになりました。
その次の問題は、フィルムの幅とともに画面サイズがかなり大きいことと、フィルム枚数を見る赤いのぞき窓がはじっこにあるため、何枚撮ったか分からないことです。
これからはそのあたりに手を加えなければなりません。
写真は、左がカメラのオリジナルスプールで、真ん中が現行の120フィルム、右が継ぎ足して使用可能にした120フィルムのスプールです。
5個ほどあれば使い回しが出来るので、新しいフィルムにくっつけるのを作ればいいわけです。

久しぶりの台風2009年10月07日 23時48分15秒

久しぶりに大型台風がやってきました。
子供の頃は、台風が来るとワクワクしました。何もかもが風に吹かれて大騒ぎし、船などがこすれあいひしめき合っているのを見るのは、楽しいものでした。明くる日は海岸に行って打ち上げられている魚を拾ったものです。木が打ち上げられていたら、薪に拾ってきました。
記憶に残る台風は伊勢湾台風です。よっぽど波がきつかったのか、魚が、担い棒で担がなければいけないほど拾えました。台風の目が通って、それからの風はすさまじいものがありました。しばらくして東海地方が甚大な被害にあったことを知りました。
今日の台風、被害がないことを祈ります。

写真は、mamiya645スーパーのテストで撮ったものですが、フィルムをラフに現像したので少し粒子が荒れてしまいました。
でも大判サイズの画像の深さというのが分かります。
こうしたアナログカメラで撮りたいと思うのですが、やっぱりデジタルにいってしまいます。