キュービックシティ2010年02月07日 16時29分28秒

大阪駅の近くのビル。
四角なガラスの固まりがモコモコと寄り集まってきたような感じです。
都市空間の象徴的なシーンですが、田舎ものの私にとっては、何となく落ちつかない空間でもあります。
何かを拒絶しているような、そんな気がしてなりません。
団塊の世代は、横丁が好きなのです。
と、言うような気分を察してか、このビルの地下には昭和30年代の横丁が再現されています。たくさんの人が行き来していました。
ディスプレイのひとつに、ダイハツの三輪車ミゼットがキリンビールの木枠を荷台に積んでおいてありました。
これを電気自動車にしたいなと思ったのは仕事柄です。
ラーメンを食べましたが、期待以上に美味でした。

実はこの建物の前に4本の大きな噴水塔があるのですが、それが間欠的に水を吹き出します。
それを知らないで下を歩いていると、噴水がはじまると季節風がビル風となって噴水の水を散らし、飛び散ったしぶきが容赦なく私に吹き付けました。


夕暮れ時2010年02月07日 16時43分07秒

最近の街はやたらイルミネーションが多いですね。
そしてあらゆる照明が消えることなく都市を照らしているので、星空が見えないですね。
これは人間にとって不幸なことだと思います。
ポリネシアの人々は、何もない海原を星を見ながら大航海をしました。
砂漠を行く人にとっては星が行く手への道しるべです。
私も天の川を最後に見たのはいつだったか記憶にありません。
子供が小さい頃、ペルセウス流星群を生石高原にテントを張り、一晩眺めたことがありますが、海南と和歌山の都市の灯りが回り込み、写真になりませんでした。

大峰山の奥駆け道を行って、どれかの山の上で野営をすると見ることが出来るでしょうか。

街は、日々人工の星が増え続けています。