電気自動車のことなど2012年05月15日 22時51分45秒

あのにっくき東京電力が主導で作った日本の電気自動車用急速充電システム「CHAdeMO(チャデモ」。

世界標準にしようと画策していましたが、やっぱり予想していたとおり、欧米はもっと手軽で合理的なシステムを提案して来ました。
充電ソケットが低圧と高圧と同じソケットでまかなえます。
日本の、CHAdeMO(チャデモ)急速充電装置は急速充電用ソケットと普通充電用ソケットの二つ持つ必要があります。

CHAdeMO(チャデモ)は「お茶でものみながら充電を」というだじゃれでつけたような感じですが、いろいろと制約があり、不合理です。

いつものことなのですが、日本はあまりにも目先の利益を追い求めすぎて、諸外国の意見を聞こうとしません。

まず作ってこれを使いなさいという方式は、携帯電話等で頭を打ったはずですがやはり同じことで、またまたガラパゴスになりかかっています。

欧米がCO2を排出しないように、ディーゼルやEVに舵を切りつつあるとき、日本はまたそれに乗り遅れそうな気がしてなりません。

少しうれしいのは、三菱、日産をはじめとし、とうとうトヨタがEVを推進しだしたことですね。

コンバートEVも盛んになってほしいのですが、日本のいろんな規制がそれを阻害しています。
官僚の頭の固さは、何とかならないのでしょうかね。