宇陀市の寺社2013年12月23日 21時40分10秒

ちょっとしたお勉強のために、宇陀市の寺社をはしご訪問しました。

宇陀市内に入ってすぐに、墨坂神社です。
もうお正月の準備ができています。

墨坂神社

次が宇太水分神社下社。
少し新しい祠でした。
短い冬の日、日がだいぶ傾き灯籠の影が境内に。

宇太水分神社

次が八咫烏神社。真新しい八咫烏の石像が。
サッカーボールが頭に乗っかっています。

やたがらす神社

次が宇太水分神社上社。
ここは国宝や重要文化財があります。
拝殿の朱も塗り替えたのかどうか分かりませんがきれいな色をしていました。


駐車場から境内に入ったので気づきませんでしたが、正面鳥居のそばにこんな看板がありました。
すでに境内全体を何カットか撮ったあとでしたので、急遽お参りをしました。
反省。

宇太水分神社上社

この3棟の拝殿は国宝。その脇にある祠も重要文化財でした。
端正でいかにも歴史を感じる建物でした。

宇太水分神社



日も落ちてきたので最後に青蓮寺に向かいました。
途中に看板があり、変わった木があるとのことでした。
見ることにしました。シブというのは薄皮で、榧の雌木らしく底になる実にシブがないらしいのです。
よく分からないまま帰りかけると、畑をしていた人がいたので声をかけました。
木の説明をしてもらいました。その男性は、わざわざ実を家の中から持ってきてくれました。それを一粒いただきました。
この実は食べられるそうで、9月から10月にかけて実がなり落ちるそうで、そのとき近所の人たちはひろうようです。

木までの道に鹿の足跡が一杯付いていました。
毎日近くにやってくるそうです。
畑にはぐるりと鹿よけのバリケードがありました。

やっぱりオオカミが要りますね。


最後は青蓮寺。

ここは中将姫殺せといわれた松井嘉藤太がここに草庵を結んで一緒に念仏三昧の生活を送り、2年6ヶ月後、父と奈良に帰りましたが、當麻寺で出家し再びここに帰ってきたという寺です。

かなり寒いのか雪が残っていました。
境内には、松井嘉藤太夫婦のお墓もありました。

青蓮寺