遭難寸前だった2014年10月21日 21時47分11秒

先日yahooのニュースで、マラソンランナーの川内さんが奥多摩でトレイルランをしていて道に迷い、九死に一生を得たという記事がありました。
何度も崖から落ちそうになったそうで、とても怖い思いをしたと言っています。
何度も恐怖を味わい、ようやく登山ルートを示すリボンを発見し助かったそうです。
本人も大いに反省をしたと書いていましたが、私も行者還岳の帰りの道で降り口への道を行き過ぎてしまい、夜となり大変な下りになりました。

この辺のことは今ページを作っていますので、また書きたいと思いますが、低山といっても暗くなれば一歩間違えば大変なことになるということを体験しました。

熊野古道でも毎年何人か迷ってニュースになりますが、やはりそれなりの計画をきっちり立て早めに登り、早めに降りるという癖をつけなくてはと思いました。

私もライトを持ってなくて、ルートに赤いテープでマーキングしてくれていなかったら野宿になっていたかわかりません。

最悪行者還トンネルの西口か、それとも避難小屋に戻って夜明かししなければいけなかったと思っていました。

Eトレックはもって出かけたのですが、前の日に来たので使い方がわからず、ポイントを設定せずに歩いたのも
まずかったですね。

あまり寒くなく、一応アルミのレスキューシートは持っていたので凍えることはなかったと思いますが、やはり異常事態には違いありません。

川内さんはどこかわからないけど川も渡ったと言っていました。
道に迷いパニックになったと思います。

マラソンランナーとして国の宝ですからね。
大事にしてほしいと思います。

ということで私も反省しました。

次の週に伯母子岳でEトレックをポイントを押さえながら歩きましたが、残りの距離やおおよその時間がわかり便利でした。

行者還岳でナビが機能していれば迷うことなく明るいうちに下山できていたのに、とは後の祭りでした。

こういう経験も必要だ、と思うことにしました。