悲しい出来事2015年05月10日 23時04分50秒

以前から闘病生活を続けていた新宮の写真仲間がとうとう亡くなりました。新たな病気を併発しての最後ということでした。

今日お通夜があったので、朝から彼と写真を撮りに行ったところなどを見ながら新宮まで走りました。

70歳という若さでした。

これでカメラの話をするひとがまた一人亡くなりました。

葬儀会場入り口に6台のカメラが小さな遺影とともに置かれていました。ニコンF3チタン、富士クラッセ、ニコンFE2 2台、ヤシカ、ニコンF100でした。

私的には、ライカM3とニコンFを並べてほしかったなと思いましたが・・・

お互いカメラカイカイ虫症候群にかかっていたのでほしいカメラがあると辛抱しきれなかったのです。

新しいカメラを買って、うれしそうにうんちくを傾けていたのを思い出し涙が出てきました。

本当にあちこち撮影に行きました。
熊野古道を歩いたときにはよくアッシーをしてもらいました。

もう話ができないとなると、本当に悲しいです。

あちらでは50歳でなくなったもう一人の仲間と、
「やっぱり銀塩フィルムがええね」と語り合っていると思います。