中西遺跡現地説明会 ― 2015年08月23日 22時42分24秒
御所市にある中西遺跡の現地説明会に行きました。
古墳時代前期集落ということで、そのまとめとしては、秋津遺跡と一体のもので、南北400m東西200m以上にも及ぶということがわかったようです。
調査の結果竪穴建物・掘立建物などは26棟あったということです・
巻向遺跡と同じように東西方向に直線的な建物配置をしており、空白の4世紀にここにかなり大きな集落があったということでひょっとしたら何か新しい事実が発見されるかわかりません。
集落には、溝がたくさん掘られていました。
土器もたくさん出土していました。
新聞記事の紹介。
暑い中皆さんたくさん来ていました。
若い人はいませんが・・・
溝により区画されていました。
少し訳のわからない穴ぽこがたくさんありました。
これらの土器は祭祀用に作り、祭祀が終わってから埋めたのではないかといっていました。
それにしても肉厚が薄くよくできた土器でした。
やはり古墳時代ともなると製作技術もレベルが上がったのでしょうね。
井戸のあと、だそうです。
少し時間があったので玉出駅で電車のくるのを待ちました。
京奈和自動車道が頭の上を横切っています。
右手山向こうには二上山が見えます。
生活は便利になりますが、景観がますます味気ないものになります。
今日見た遺跡は、インターチェンジが出来るので、埋められ壊されるようです。
この遺跡の下にはまだ縄文から弥生の遺跡が眠っているそうです。
もう今日限りで二度と見ることはできないでしょう。
最近のコメント