久しぶりの串本、大島2015年09月27日 21時36分55秒

久しぶりに串本に行ってきました。
あいにくの雨でしたが、夕方にはやんできました。

ホテルの窓からの橋杭岩。
カメラを用意しているときに特急が通り過ぎました。
少し残念。

その昔は串本駅までが砂浜だったのですけど埋め立てられてしまいました。
今となっては最大の観光資源を失ったしまった感じです。

この浜にはウミガメも卵を産みに来ていましたし、ハマグリなどもたくさん採れました。

失ったものは大きいです。

津波が来ると報道されたとたん地価ががくんと下がっていますから、何のための埋め立てだったのかと思います。

そのころは埋め立てする以外、町の活性化はなかったのでしょうね。



串本に来ればやはりひと釣りしないと気が済まないので、ガシラ狙いで岸壁をジギングしました。

最初はワームで狙っていたのですがキタマクラが多くて、すぐかじられて釣りになりませんでした。

ラパラのハードルアーにしてきたのがこれ。
アオハゼです。
これは食べればおいしいのですが、何せ20センチほどで、小さいのでリリース。

ま、坊主ではなかったので良しとします。
普段はここでガシラがよく釣れるのですけどね。
もっといい魚の、大きいのが来るポイントがあるのですが、バスロッドではポイントまでルアーが届きませんので、今度来るときは長い竿を持ってきてチャレンジします。

きっちりキタマクラも来ました。

当歳のイカが5,6匹ルアーを眺めていましたが、10センチくらいで少し小さすぎました。チヌ用の小さなルアーをつけて誘いましたが来ませんでした。

そうそうこの魚のしっぽの先に写っているパイプ、私が釣り上げたもので、この手のものを3つも釣り上げてしまいました。



釣りのあと樫野の灯台に向かいました。
エルトグロル号(この呼び名はだいぶ変わってしまっています。詳細は別の日に書くことにします)遭難を記録したトルコ記念館。

トルコ記念館

エルトグロル号遭難慰霊塔。

串本町樫野 トルコ軍官遭難慰霊碑

そして樫野崎灯台。
整備されてこの角度からも見えるようになっていました。

こぎれいになってお金を取り内部を見せていました。

串本町 樫野灯台

これは初めて見る銅像でした。

串本町 樫野灯台

ムスタファ・ケマル・アクチュルク騎馬像でなじみのない人ですが、トルコから送られたようです。

串本町 樫野灯台

帰りの道で、行列のできるパン屋さんに立ち寄りパンを買いました。
食パンなどは予約しないと買えないそうです。

カウンターの後ろには、名前を書いた食パンがたくさん並んでいました。
常連さんのパンでしょう。

樫野のパン屋さん

気を付けないと見落としてしまいそうな店構えです。

樫野のパン屋さん

フランスアンパンなどを買いましたが、やはり行列ができるだけあっておいしかったです。

帰途はすべて高速を走ってきましたが、今まで3時間半かかっていた道が、2時間半ほどで帰れました。

途中道の駅に20分ほど立ち寄っての時間ですので、ノンストップで少しスピードアップすれば、2時間も可能かなと思います。
赤いランプの付く嫌な車に止められるかもしれませんが・・・

ただ高速を使うと、熊野の持つ味わいを感じないまま目的地まで行ってしまいますので、すこし複雑な気持ちで走ってきました。

景観保護のためでしょうかやたらトンネルが多い高速で、国道42号線のような、いい景色は望めません。


中秋の名月


そして中秋の名月。
ニコンD90、タムロンレフレックス500mmf8で撮りました。
変わり映えしませんが季節のショットです。