組み体操で思うこと2015年10月09日 12時22分39秒

先日来学校での組み体操の巨大化が問題になっていますね。

先日八尾の骨折があった組み体操が崩れる時のユーチューブを見ましたが、すごい高さですね。

私が子供の頃も結構高くやりましたがあそこまで高くなかったです。
崩れても骨折する子はいませんでした。

そして昨日あるテレビ番組で、筆圧が足りない子供や、かかとをつけて座れず立てない子供が増えているということを知らされました。

鉛筆で書いた字が、HBでは薄くて読めないのが多くて、先生からBや2Bを指定してきているとか。

お医者さんは、筆圧も体全体のバランスが必要ということを言っていました。

私は、その番組のテレビで写されていた鉛筆を持っている子供の指の形が悪いことも気になりました。

親指が人差し指と対にならずに、上にソリ上がっています。
これでは筆圧をかけられないですね。

銀行の窓口などでも若い人のペンを持つ形が悪いのが気になっていました。

かかとをつけて座れないということは、体幹がゆがんでいる証拠だとか。コメントしていたお医者さんが、

「そんな児童が年をとったとき動けないのが多くなって、親が子供の面倒を見なければいけない事態になります」

と警告していました。

そんな課題が多くある子供になぜあのような高さの組み体操をやるか、というところが疑問です。

先生方もやはり見栄えを気にして高くしたいのでしょうけど、子供の本当の基礎体力や基本動作を見直すところから初めて欲しいですね。
組み体操も、3段くらいで並んで皆が笛に合わせて一斉にぴしっとやればきれいだし格好がいいのですけどね。

先生も含めみなさんスマホのアクションゲームのやりすぎで、過激になり、半端な競技では満足しなくなったのではないか、と考えるのは少し穿ち過ぎでしょうか?

毎年組み体操で骨折しているにもかかわらずまた組み体操を組み入れ、そして骨折するものがでたという学校。どんな考えでやっているのでしょうね。