車が新しい時代に2015年10月20日 22時50分49秒

フォルクスワーゲンは、ディーゼルの不正発覚があってからEVへシフトしていくという報道がありました。

もう化石燃料を使い続けるということは、いろんな面で限界が来ている感じがします。
もともと自動車は、電気自動車で始まったのですから、また元に戻るだけです。
ガソリンエンジンで少しでも消費量を減らそうとアイドリングストップ技術でしのごうとしていますが、あれはまやかしですね。

私のRAV4は1リッターで11~12km走ります。
スズキのエンジンを積んだフレアは17kmしか走りません。
2400ccが12km/㍑のびて660ccが17km/㍑しか走らないというのはだめですね。

公称値の28km/㍑は夢のまた夢です。

時々アイドリングを止めても、エアコンをオンにしていると、サブのバッテリの容量がすぐ少なくなり、エンジンはかかりっぱなしになります。
28kmを出せる条件としては、時速60km定速で走り続けなければなりません。
過去に乗ったスバル360やホンダライフは、いい時で30kmほど走りました。ファンカーゴも1500ccですが15km/㍑ほど走りました。
やはり660ccのエンジンで1トン近い車を引っ張るのは限界があると思います。

軽もせめて800ccくらいにすれば1リットル当たりの走行距離はずいぶん伸びるのではないかと思います。

それでもCO2は出しますからね。

これからの時代の車はゼロエミッションにすべきで、やはり燃料電池車と電気自動車になると思います。

トヨタもいずれ化石燃料車をなくすと明言しています。
車は燃料電池か電気自動車か、大型自動車は、CNGのハイブリッドなどになるでしょう。

早くしないと環境汚染や破壊が進み、どうしようもなくなりますものね。

課題は古い愛着のある車をどうするかです。
それには私たちがやったきたようにEVにコンバートし、電池で走るようにすればさらに長い時間乗れるようになります。
モーターは50年くらい持ちますからエンジン車よりは長持ちします。

よく電気自動車は航続距離が短いといわれますが、200km走れれば十分ですし、それ以上を望むなら充電が素早くできる電池が開発されれば問題なく、それほど遠くない時期にそうした高性能な電池がでてきます。

それにコンバートEVが盛んになれば整備業界も活気づくし雇用も確保できるはずです。

今回のVWの問題は、そんな車の未来予想図が具体的になる速度を速めた気がします。

災い転じて福となすで、これを契機に世界中が化石燃料を使わない環境車開発に舵を切ってほしいと思います。

写真はベルギーで買ってきたミニカーで、メルセデスベンツの1928年製”88”と、オークションで手に入れたRAV4のミニカーです。


ミニカーもいいつくりのものは眺めているだけでも楽しいですね。