テレビを見ていて思うこと2016年04月27日 12時22分17秒

熊本の地震のことが連日報道されていますが、マスコミの取材方法がどうも気になります。

作る側はドラマチックに仕立てたいのでしょうが被災地の撮影方法など目に余るものを感じます。
被災者のみなさんが本当に困っていることなどを教えるための報道ならまだ許せますが、困っている人に対し、「今どんな気持ちですか?何か不足していませんか?」とかぶしつけにマイクを向ける無神経さに腹が立ってきます。

被災者の皆さんはそれどころじゃないでしょう。

祭などを撮っていてもテレビカメラの場所が一番いいところですものね。

それとか寺社仏閣の普段私たちが見ることのできない仏像などを、「特別に許可を頂いて撮影」とかいっていますが、何となく腑に落ちないところがあります。

テレビだったらなんでも許される、という感じですね。

NHKの番組もなんとなく面白くなくなっています。
それに画面下にでてくるツイッターのテロップ。
妙な日本語で書かれていると腹が立ちます。

これは少し別のことですが震災状況の記者発表に、ワープロで作った状況説明用紙をオーバーヘッドで読み取って映し説明していることに寂しさを感じました。

もっと地形的な状況がわかる資料で説明して欲しかったです。
日本の中央のIT技術の貧しさがわかります。

それやこれやの状況を見ていると、日本の国力が段々下降線をたどっているのを実感します。

大阪

写真は1979年7月の大阪。
今では見られなくなった傘直しのおじさん。
最近では傘を直してまで使う人がいなくなりました。
でも日本はもういちどここに戻らなければいけない気がします。

今一度日本の技術力を見直しおさらいをし、農業も工業もそして林業も、可能な限り地産地消をすることで日本が世界から見直される時期が、必ず来ると思います。




大阪

大阪