日本の漁業 ― 2016年08月16日 22時38分32秒
先日日経新聞の小さな囲み記事で、日本の漁業が自滅の方向に向かっているということが書かれていました。
戦前は100万人もいた漁師さんが、今は17万人に届かないそうです。
魚が捕れないし、売れないということです。
不漁の原因はやはり乱獲にあると書いています。
他の国は自主規制して猟場を守ってきましたが、日本は早い者勝ちで幼魚までとり続けているということです。
これでは減って当然ですね。
釣りの番組で世界の各地に行っていますが、そこでは日本では考えられないような規制があります。
それくらいきびしくしないと減るからでしょうね。
その記事の最後の方で、
浜を守るには「ちゃんと残し、賢く売る漁業」をと提言しています。
近代的な漁業を形作り、長く収穫できるようにしてほしいですね。
それとともに、今からでも遅くないので、コンクリートばかりで囲わず、海の生物が繁殖できる環境つくりをしてほしいと思います。
写真は1982年1月、三重県の海岸風景です。
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