串本大島フェリー ― 2016年09月05日 18時25分09秒
串本フェリーは、1972年7月に串本と大島港間に就航しました。
串本大橋が開通した1999年9月に27年間の役目を終えました。
私は巡航船の方が多く使い、いろいろな思い出を作りました。
フェリーが就航した当時は勤務地が新宮でしたので、休み以外は乗る機会もありませんでした。
でもちょっと大島に用事があるときなど、車が載せられるので結構便利でした。
橋が出来たら廃止も仕方ないですね。
瀬戸内も島から島へ橋がどんどん架かってなくなったフェリーもたくさんあるでしょうね。こうした船があるために成り立っていた商売もなくなり、それをカバーする新しい仕事というのはなかなか出来にくいですね。
観光振興をすると言いますが、言うのは簡単ですが過疎になりつつある地方には、美辞麗句にしか聞こえません。
観光振興といって箱物施設を作って、残っている施設はほとんどありません。
普段から私は、熊野は今ある自然を大事にして、むしろ人が来にくくするといいといっています。
人間の心理というのは、そういう自然の昔ながらの雰囲気を求めたがるものなので、特に熊野地方は世界が認めた地域ですから、人は来てくれるようになると思います。
現に熊野古道を歩きに世界中から来てくれています。
ジオパークや古道歩きのガイドをしている私の友達も、最近は外国人の古道歩きが増えて、日本人より多いときがある、といっています。
串本大島も、自然を大事にして、自然とふれあえる仕組み作りを地道に続けていくことで、人も来てくれるようになると信じています。
地質的にも熊野は面白いところですので、その辺りも町ぐるみで積極的に発信し誘客につなげて欲しいと思います。
これからの観光振興は、ソフトの時代ですね。
JR阪和線は今朝も遅れました。
信号機の確認ということですが詳細は、わかりません。
とにかく月曜日に遅れることが多いですね。
朝会のある月曜、また会議に遅れました。
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