大島水門まつり 1975年2月 ― 2016年11月21日 22時43分40秒
最近古いネガをスキャンしてときどきアップしていますが白黒をシャカリキに撮っていたときのほうが考えて撮っている感じがします。
構図的にもおもしろいのが多く、スキャンをしながら当時のことを思い出し楽しんでいます。
また同じところで結構粘っていい瞬間が来るのを待っています。
撮れなかったらまた別に日に出かけて撮っています。
最近はそんな粘りがないですね。
ところでなぜ白黒のほうがおもしろいのか、いろいろ考えてみますと当時の白黒写真の場合は光と瞬間のおもしろさを狙ってシャッターを押しているのを感じます。
今は色を撮っている感じがします。
デジカメは色に惑わされ、撮るべきシーンへの集中力が足りないと常々反省しています。
そこへメモリーのある限りは撮り続けられる気安さで、ショットそのものへの意気込みが薄いですね。
そこへメモリーのある限りは撮り続けられる気安さで、ショットそのものへの意気込みが薄いですね。
押せば写るのですからね、それもいい色で。
フィルムは現像するまでどんな写りをしているかわからないし、限られた枚数で自分の表現したいものを撮らなければいけなかったので、ホント、シンケンショウブでした。
アナログのことを言えば、オーディオの世界でもカセットテープがまた復活し、レコードも根強い人気があります。
フィルムというよりアナログ写真がいつか復活しそうな気がします。
その証拠に、インスタント写真の富士フィルムのチェキも白黒用の新製品を出しました。
ただデジカメの進歩は想像以上に早く、画質もどんどん良くなるので当分はそちらに向かうでしょうけど・・
それやこれやで、いろいろ考え、これからはフィルムで撮っている感覚でデジカメで撮影していこうと思っています。
写真は1975年2月11日の大島水門まつりのスナップです。
当時は人も多いしハレの日だからみな着飾っています。
餅拾い。
獅子舞。
廃船の上から祭りを眺めています。
櫂伝馬競争。
長い事この祭りを見に行っていませんが最近はどんな祭りになっているのでしょうか?
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