八角形の鐘があった・・天開山泰運寺2017年01月03日 21時13分08秒

志摩の非日常生活を楽しんで、ふるさと串本へ新しくできた自動車道路を南下しました。これまでは海沿いを走り景色もよかったのですが、新しい道はコンクリばかりで景色は期待できません。

しかし時間がめちゃくちゃ短縮されました。
この辺りがジレンマを感じるところですね。
景色がほしいけれど今や景色のいいところを走っていては時間がかかり、結局は山中をトンネルで貫きながら道が走るようになりました。

沿道の人と人のふれあいも希薄になります。
時代といえばそうでしょうが、何か割り切れなさもあります。


1日166号を走り志摩まで行きましたがその途中の松阪市飯高町波瀬にある天開山泰運寺に立ち寄りました。
道を走っていると看板を見つけたので寄り道をしました。

子授けの寺として有名らしいですね。
お寺までの道筋に、33体のかわいい観音像がありました。

これが33番目の観音様で、鐘楼の横にありました。

天開山泰運寺

境内には県指定重要文化財でもある法華経69,384文字が刻まれた八角梵鐘がありました。

八角形の鐘を見るのは初めてでした。
面白いですね。
どんな音がするのか突いてみたい気もありましたが、やめました。



八角形の鐘

八角形の鐘

天開山泰運寺

確かに八角形です。

天開山泰運寺

小さい文字が刻まれています。
法華経らしいです。ということは天台宗のお寺でしょうか。

天開山泰運寺

天開山泰運寺

天開山泰運寺

天開山泰運寺


天開山泰運寺

普通お寺の池は水が濁っていてそこが見えないところが多いのですが、この池は水が絶えず流れているため、楓の落ち葉がよく見えました。
大きな鯉がたくさん泳いでいました。

天開山泰運寺

花の寺としてもよく知られたいるらしいのですがシャクナゲのつぼみが春を待っていました。境内一面桜の木が植えられており、花が咲いたときにはさぞかしきれいだろうと思われます。

天開山泰運寺


今日は、海南湯浅道路が渋滞10kmと表示がでていたので、田辺で降りて国道を南部まで走り、424号線を経て、貴志川に帰りました。
30分ほど多くかかりましたが、高速の渋滞ののろのろより気楽に走れました。
古座海岸では掘っ立て小屋が燃えたのか、パトカーやら消防車がたくさん来ていました。
暖かかったのでバイクもたくさん走っていましたが、海南にはいってすぐの2mほどの高さのある土手から川に飛び込んだバイクがあり、パトカーが来ていました。
4台ほどでツーリングしていて、運転を誤ったのでしょうか。
人ごとではなく、私も気をつけなくてはね。