アナウンスのことなど ― 2017年07月18日 21時42分06秒
最近大阪の地下鉄もJRも外国からの観光客が増えたためかトイレの改修がよく行われています。
ところがその後、お客がいてもいなくてもボリュームいっぱいに、
「左側が男性トイレ、右側が女性トイレです」
とアナウンスされます。
エスカレーターも、
「手すりを持って黄色の線の内側にお立ちください」
と大声で、人が乗っていなくてもしゃべり続けます。
国際観光都市を目指す地域の駅として、少し恥ずかしいですね。
以前にも同じようなことを書いたと思いますが、システムとして全く不要なものですね。
音害をまき散らすのなら、トイレなどではむしろ通路上に色分けした矢印に、ハンデのある方でもわかりやすいようなポイントをつけるようにすれば、音害はなくなります。
列車内のアナウンスでも同様のことがいえます。
とにかくありがた迷惑放送が多すぎます。
そのくせ肝心なところのアナウンスや安全対策が十分でないのが、日本の日本たるところです。
もし本当に音でガイドしなければいけないのなら、外国語でもすべきです。
今日見たyahooの記事で、日本の5つ星ホテルは28軒しかないと書かれていました。
タイでは110軒、メキシコでも93軒ということです。
また観光客一人あたりの消費は、世界で46番目ということです。
yahooの記事はその消費の少ない原因も書いていました。
観光という面では、おもてなしということに関して、どこかボタンの掛け違いをしている気がしてなりません。
日本の宿のあり方については、近いうちに書いてみたいと思います。
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