車検制度のことなど2017年11月08日 12時37分02秒

1967-1鈴鹿サーキット
日産やスバルが新車時の車検時、検査員資格の有無でまるで悪者扱いですがどうも腑に落ちません。

工場から出る車に検査員資格は必要なく、社内で検査するエキスパートを育成し、きちんとチェックをすればそれでいいと思います。

それをわざわざ検査員を配置していないとリコール。
考えられません。
時間の無駄遣いでそんなことをしていると日本はますますダメになってきます。
それを拡大解釈をするとユーザー車検もできなくなります。

でもユーザー車検はできています。
ほとんどが簡単なチェックだけで車検が通っています。
私ももう40年以上ユーザー車検をしていますがチェックするのはブレーキ程度で今までクリアしてきました。
検査場では検査官が、自動車工場でいう検査員ですね。
昔は厳しかったですが今の車は壊れないので、比較的簡単に通るようになりました。

外国は車検のないところも多いですね。
あっても簡単だと思います。

これら一連の大きな問題は、車社会に対する様々な課題をクリアするためのアップデートをしていないからです。
法律の不具合を是正しないまま規制だけを強化してきたツケがいっぱい出てきたと思います。

バイクなどの規格なども戦前から変更されず、本来原動機付自転車は自転車に原動機を付けたもので、時速30kmは理にかなっていますが今の原付は時速80kmくらい簡単に出ますものね。
原付バイクを30kmの速度制限を守って走っていると、追い抜かれてかなり怖い目をしなければなりません。
必然的にスピード違反となるわけです。
バイクも250ccと400cc、そして限定解除の大型バイク。
このカテゴリーわけもガラパゴスですね。

車も軽四というわけのわからないカテゴリーがあったり、1.7mの幅で5ナンバーか3ナンバーの違いが出て、税金も変わってきます。
世界進出しようとすれば、ほとんどが3ナンバーにしないといけません。

あらゆることがガラパゴスですね。
世界から何年も遅れています。

早く納得のいくように法律をアップグレードしてほしいのですが、動きが見えないですね。

戦争ができるようにする憲法は急ぐくせに、国民の生活が便利になるための法律など後回しです。

もうすぐ我が家の軽四が車検ですが、車検場が別にあり、別のIDとパスワードを取得しエントリーしなければいけないという無駄。
システムが統一されたなら人も施設もシンプルにでき、税金の無駄遣いもかなり減ると思います。

写真は1968年1月の鈴鹿サーキット。
知人のカローラがエントリーし走りました。

このころの車は、点検をきっちりし車検も厳しくないとうまく走らない時代でした。

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