日本の無駄2017年11月20日 22時18分32秒

1992年(25年前!)の「THE21」という雑誌が手元に残っていますが、特集記事が、「これが日本のムダ」というものです。
300ほどのムダをあげて、各界の方々がコメントを入れています。
その順番は、

1.不公平税制
2.過剰包装
3.官僚の天下り
4.国会議員
4.参議院
6.各種規制
7.首都高速道路
8.縦割り行政
8.学校給食
となっています。

あと290のムダが書かれていました・

今もほとんど変わっていませんね。
田原総一朗さんほか3人がそのムダについての対談をやっているのですが、

「建設省(現国土交通省)を潰すことは政界浄化にも多いにプラス」

「文部省(現文部科学省)は諸悪の根源、そのやり口は陰険だ」

「最大の権力を持つ大蔵省(現財務省)は予算省と財務省に分割せよ」

「地方自治が本当に実現すれば戦後初めての革命となる」

などと今に通じる提言をしています。
ほかにもグラフのキャンプションに、

「許認可に一番うるさいのは運輸省(現国土交通省)」

など、これらを読んでいて日本の国は25年前からほとんど変化がなく、最近の動きを見ているとむしろ当時よりさらに悪くなっている感じがします。

この雑誌の表紙のトップに、

「これが日本人が豊かになれない元凶だ」

と書いています。
25年前から、いやずっと前から、国民多数がこうしたら日本はよくなると叫んでも変わりませんね。
これまでも、変わりかけようとしたときもありましたが腰砕けになってしまい、今度の選挙でも変わるかなと思ったらまた腰砕け。

その間に国力がどんどん落ちてしまいました。
これからも落ち続けそうな気がします。

日本の国を守るためにも国民がもっと賢くならなければだめですね。
頑張ろう!