道徳の教科化2017年11月21日 12時42分55秒

今日は寒かったです。
バイクの温度計は3℃でした。
高野山も初冠雪とか。
いよいよ本格的な冬がやってきました。
でも今日もバイクで走りました。

ルンルン。

そういえばニュースで言っていましたが、道徳教育が教科化されるらしいですね。いじめをなくすというのも大きな理由らしいですが、なぜ今という感じです。

私たち団塊の世代は一クラス60名あり、ざわざわと教えられましたが、ハンディのある人も一緒くたでした。

ハンディのある人には先生が時々やさしい問題を答えさせるのですが、私たちはかたずをのんで見守り、きちんと答えることができたら拍手を送りました。
いじめも今のような陰湿のはなかったように思います。
確かに腕力のあるものは、よくケンカをしていましたが、特定個人をいじめるというのは少なかったように思います。
生意気で融通の利かなかった私など今ならいじめを受けているかもしれません。

当時の先生方は自分の時間もないくらい、放課後も分け隔てなく生徒に付き合ってくれました。

授業も、教科書内容から脱線し、教科書にないことで時間をつぶすという先生が多く、生徒はそれが楽しみでした。
怪談話をしたり昆虫のことを延々と話したり。
学校と先生と、そして生徒が一体感があったような気がします。
これは高度成長期の会社のありようにもつながったのかなと思います。

最近のニュースを見るにつけ、教育現場もどこか違ってきて違和感を感じることが多く、そこに道徳教育を教科として教える、ということがなんとなくすんなり受け取れないですね。
現実にいじめがあっても教育委員会をはじめ学校すらも「わからなかった」という記者会見が多いですものね。

先生方も大元のところでは答えはあるけれど、人それぞれが違ったアプローチをするので、ほとんど答えの出せない教科となり、どう教えるのがいいか迷っているのが現実ではないでしょうか?

文科省はそのあたりをきちんと理解してくれたらいいのですけどね。