100歳時代に思う2019年02月08日 22時53分28秒

少し前、3歳児にいろいろな食材を並べて自由に食べさせると、きちんと必要な栄養をバランスよく食べたという。

最近テレビ番組で健康のためのものが多くなった。
これをしなさい、こういう運動をしなさいと、懇切丁寧に説明してくれる。
少し食傷気味でもういい加減にしてほしいと思う。

よくよく考えれば、いい食材というのは、昔からあるものが多い。
サバがいいといってほめそやしているが、これなど私が小さいときはいやというほど食べた。
大豆がいいといっているがこれも畑で作っていたのでふんだんに食べた。
結局は昔からの食材がいいということがわかる。

番組などでやってほしいのは、こんな食品・食材を食べてはいけないということである。

塩も精製されていて、塩本来の持つミネラルや栄養素が少なくなっている。それで調理しても本来の栄養は取れない気がする。
ダイエットのためにといって合成された甘味料がある。それも何となく胡散臭い。

食品の防腐剤としてソルビン酸がほとんどの食品に添加されている。
体にいいわけはないと思うが、テレビの健康番組ではそうした危険食材の本当のところは言わない。
週刊誌が実名で危険な添加物などが入った食品のリストを記事にしているが、興味深い。
昔の防腐剤は、バランの葉であったり酢や梅干しで、妙な添加物はなかった。

テレビ番組でもこうした危険食品や添加物を教えてほしいが、スポンサーの関係もありそれはしないだろう。

100歳時代というけれど、がん患者が増え続けている。
様々な添加物の入った食品を食べ続けた今の若い人たちが本当に100歳まで元気でいられるだろうかという不安を感じる。

危険食品を作らせない取り組みをしていかなければいけない時期に来たのではないかという気がする。
各種の汚染や廃プラスチックが循環して人間に入ってくるというのが言われだして久しいが、ほとんど改善されていない。

環境問題と、食の安全とは結びついている。