「七つの会議」を見た2019年02月11日 23時22分58秒

3連休だったが特に何もしなかった。予想通りと言えば予想通りだった。
明日の出勤が少し重い。

DVDを見てフィルムをスキャンしてオークションに出したり入札したり、家の片付けをしたり。
それで3日が終わってしまった。

今日はどこへも行けていないので、夕方から映画「七つの会議」を見に行ってきた。面白かった。
芸達者ばかりが出ていて迫力があった。
サラリーマンとして今更に考えさせられた。

テーマは製品の不具合を隠しているのを、主人公の野村萬斎が暴いて最後には内部告発するのだが、最近の不祥事とイメージがダブり、そういう意味からも面白かった。

親会社の社長に、子会社の係長がリコールをしようと直接言えるかどうかは別にして、野村萬斎や香川照之の演技が見もので、ちょい役もいい俳優ばかりで、みな素晴らしい演技をしていた。
中だるみのない面白い映画だった。
久しぶりの劇場での映画はよかった。

堺屋太一さんが亡くなった。
残念だ。
数年前震災復興の元気づけに、電気自動車を並べて移動劇場をしたいと言って、相談を受けたことがある。
そのときは大型トラックの電気自動車がほしいとのことだったが、いかんせん当時のリチウムイオンバッテリは高すぎて大型トラックを何台も動かすには莫大なお金が必要で、計画は流れた。

お書きになった、時代小説も面白いのが多い。
また一人日本の知の巨人がなくなった。

写真は今日スキャンした中の1枚。
なんと撮影禁止の張り紙がある。
撮り終わってから気がついたのか、1979年くらいかな、もう時効。

春はまだかなー2019年02月12日 17時39分34秒

今朝は3℃だった。
いつまでも寒い。

それでも街に出るとなんとなく暖かい雰囲気が出てきた。
春はそう遠くないことを感じる。

もう一息かな。

先日のブログで当分は写真に専念しようと思ったが、開高先生のDVDを見て決意が揺らいだ。
先生はキングサーモンを釣り上げたが、その大きさは並みじゃない。
そんなのを見せつけられるとムラムラとくる。
DVDの最後に、
「悠々として急げ」と語っていた。
私の座右の銘でもある。

そんなユーワクにも負けず気を取り直して、写真に集中しようと思っている。
こまめに歩いて、こまめにシャッターを押さなければいけない。
古い写真のネガをスキャンしていると、当時の「目」が今の僕にはなくなってきている。
当時は作品を作るために画面の四隅までこだわっていたなー。

最近は、単にカシャカシャ!だものね。
頑張ろう。

写真は会社近くの街角から。
なんとなく空気がぬるい気がする。
レンズは本当に久しぶりの、タムロン17㎜-35㎜。
よく写る。

池江さんのこと2019年02月13日 13時01分07秒

池江さんの病気の公表に、日本のみならず全世界がびっくりしたと思う。トップアスリートの病気はファンにとってはつらいが、ぜひきちんと治して復帰してほしいと思う。

それにしても、日本の政治家のなんとさみしいことか。
大臣は記者団に、池江選手について、

「金メダル候補で、日本が本当に期待している選手なので、ガッカリしている」
「1人リードする選手がいると、みんなつられて全体が盛り上がるので、その盛り上がりが若干、下火にならないか心配している」

と発言したとニュースにあった。

大臣の存在自体が盛り上がりを下火にしているのに、本人が気づかない。
失言以前の問題で、教養のないことを毎度毎度さらけ出している。
もう大臣をやめてほしい。
いい人かもしれないが、政治家としての資質に欠ける。

本人のページを見たが文面からは、教養も確たる政治哲学も見受けられない。
もちろんコンピューターを全く知らない方なので、依頼しての文章だろうが、寂しい限りである。

未だ諸外国から尊敬されるに至っておりません、ときわめてかんたんな政治理念を読ませてもらったが、理念としての中身も軽く、諸外国からも国民からも尊敬されない発言をしているのは誰だろうか、という気になる。

写真は昨夜の関空快速のドッキング模様。
レンズはタムロン17㎜-35㎜ なんとか使える。

灰皿がなくなった2019年02月14日 18時12分11秒

今朝は3℃だった。まだまだ寒い。
まだマフラーは外せない。

通勤ルートの肥後橋近くにたばこの灰皿が立っていて、ブログでも何度か吸い殻が刺さっている写真をアップしたが、今日撤去されていた。

そのあとがコンクリで埋められていたが、見事に靴跡があった。
察するに、たばこコーナーがなくなったハライセに踏みつけたのだろう。
気持ちはわかる。

しかしこのコーナーはたばこを吸わないものが通ると匂いが、苦痛であった。
たくさんの人が思い思いに一服していたが、今朝はその姿がなかった。

灰皿がなくなったことで、たばこを吸う人もいなくなったのだ。
これでお掃除をする人も楽になったと思う。

ヨカッタヨカッタ。



公園に熟年用遊具が欲しい2019年02月15日 12時21分44秒

今朝は少し暖かいだろうかと、新聞をとるときに温度計を見たら0℃だった。昨日よりまだ寒い。

最近のSNSがらみの動画についていろいろ議論が巻き起こっている。
外国のSNSを見ると高いビル上で撮ったものであったり、アクロバティックな動画が多いが日本のものはなんとなく幼稚に思える。
高所から誤って落ちたり、危険なアクロバティックで命を落とした人もいるという報道もあるが、それはあくまで個人が好んでやったことで、外国ではだれも咎めていない。

最近の日本の信じられないような投稿にあきれる。
経営者もたまったものではないだろう。
投稿者に損害賠償をさせるべき。

写真は駅前の公園。
夜遅いので人はいない。
どこの公園も、子供の遊具はあるが、これからの高齢社会に合わせて、熟年向きの遊具はまだない。

たいそうなものでなくて、鉄棒が5段階ぐらいの高低があれば、年齢に応じて使い分けることができる。
外国でよくある足で漕げる器具があれば言うことなしだが、予算がないとか言われそうである。安く簡単で壊れにくい公園のトレーニング遊具が欲しい。

孫と遊びながらスクワットや懸垂が、せめて鉄棒があれば気軽にできる。

Aさんの今の力からすれば号令をかければすぐできそうにあるが、そんな些末なことはしないだろう。
何とか気軽にトレーニングできる器具が欲しいね。

そういえば黒澤明の映画「生きる」で主人公が公園のブランコを漕いでいるシーンを思いだした。

夢枕獏さんのトークを大和郡山で2019年02月16日 23時28分18秒

何かのコンサートがあったときに手に入れた、パンフレットで見た夢枕獏さんの講演を聴きに大和郡山まで走った。

講演は大和郡山城の前にあるホールで行われたのだが、城の中に車を駐めた。

時間はあまりなかったので十分に見ることはできなかったが、なかなかの城だった。天守がほしいね。
門が重厚で素晴らしい。
石積みも面白い。

大和郡山城

大和郡山城

城内は梅がきれいに咲いていた。

大和郡山城

城趾会館。クラシックでいい建物だった。

大和郡山城

梅。

大和郡山城

大和郡山城

ホールのある建物は城から歩いて10分ほどのところにあった。
少し早く着いたので、同じ建物の中にあった図書館などを見学した。
ホールは300人ほどはいる大きさでちょうどよかった。

そして夢枕さんの講演。
話は阿倍仲麻呂から始まり、空海まで、いろいろあちこちしたが、面白かった。
びっくりだったのはモンベルの辰野会長が司会をしたことで、パンフレットでは1月の予定だったのが今日も参加していた。


長い付き合いの二人はお互いに、歯に衣着せぬトークで面白かった。


後半は少しイメージと違う展開で、少し戸惑った。
もう少し夢枕さんの話を聞きたかった。

またもや空振り2019年02月17日 22時06分43秒

今日は少し暖かだった。
こうして少しずつそして早く春になってほしいね。

朝から落札されたオークションの整理や片付けなどしながらスキャンをした。
今日はカラーが主だったが、フィルムによって退色性の違いが歴然とあり、今にして思えば少々高くてもコダックにすべきだったと思った。

写真は上が1977年7月のもので、コダックのコダクローム。
褪色変色はほかのポジも特に目立たない。


下が富士フイルムのフジクローム。
1978年のものだが、ほとんど使い物にならない。
これだけの差がある。


昼過ぎからやはり先日来チャレンジしている、桂の大木を見たくて木があるという谷に登ったが、今日も空振りだった。

帰りしな農作業をしている男性に、
「桂の大木はどこにありますか?」
と聞いた。
「ああ、あの木はかなり高いところにあって、見つけにくいね。たくさんの人が見つけられずに帰っている」
ということで、またチャレンジしなければいけない。
案内板に地図でも入れてくれればわかりやすいのだがそれもなく、途中に一つあった案内板は大木とは反対の方向を指していた。
なんとかしてほしい。
山道の途中には、梅の花がよく咲いていて、野鳥が飛び交っていた。

里山も梅が咲き出すと、空気が柔らかくなった感じである。


梅がほぼ咲きそろってきた。


野鳥がたくさん忙しげだった。
木の間を飛び交うので写真にするのはムズカシイ。


なかなかの景色。


途中、石垣の上をイノシシが走って逃げた。
かなり大きくてぱっと見たときはカモシカかと思った。
道の途中でであったら少しデンジャラス。

迷った道の行き止まりに罠を仕掛ける準備をしていた。
かかっていいればよかったのに。

ビルの谷間の満月2019年02月18日 21時42分37秒

今朝は少しは暖かいかなと思ったが、0℃だった。なかなかアタタカクならない。
冬だから仕方がない。

しかし国は国民のことなど全く考えてないね。
どこかの国にとらわれている人たちの情報を知らないはずはないのに隠したり、硫黄島のDNA鑑定を拒否している。
そのどちらも関係者が高齢化して、そのうちになし崩しにしてしまおうという魂胆なのかなと思ってしまう。

Aさんも口では国民のことを思ってとよく言っているが、聞こえはいいが中身が伴っていない。

国民は知っているけどね。

会社の帰り、空を見上げると満月だった。
ビルの間の月はまた別の美しさがある。

カバンの中のカメラを取り出してカシャ!

冬の雨2019年02月19日 22時39分59秒

今朝はかなり暖かだった。
それでも6℃しかなかった。

その昔新聞配達をしていた頃は、冬の今頃の雨が一番いやだった。
雨に濡れると冷たさが増すので、手袋の上に炊事用の手袋をはめて寒さをしのぎながら配達した。

雨の降る日が多くなると、だんだん暖かくなってくる証拠なので、うれしかったが、そうなるまでを待ちわびた。

今日の新聞を見て驚いた。
ノーベル平和賞に、AさんがTさんの推薦文を書いたとコラムであった。
そこまでやるかという感じだが、さもありなんと当然のようにも思えてくる。


会社から帰る頃には雲間からスーパームーンが、時々顔を見せた。

また医者のハシゴ2019年02月20日 22時20分07秒

今朝はまだ雨が残っていたが,気温は高かった。
休みをもらって医者のハシゴをした。
医大での検査と歯医者であった。

今日のような天気のいい日に、医者で時間を費やすのは残念だが仕方がない。医者のことを言えば、1968年10月13日朝日新聞朝刊のサザエさんが、人間が見ると誤診が多いがコンピューターで見るようになって患者がたくさん来て喜んでいるというのがあった。

仕事を奪われた医者がつぶやいている。
「なんかムナしい」
患者は、
「センセイは誤診が多かったからなア」
とつぶやいている。

それにしても1968年にすでに、コンピューターでの診断のことを漫画に書いているというのは、さすが。
今まさにAIでの病気診断が普通に行われようとしている。
データが多くなればなるほど診断の確率は上がってくるだろう。

私の検査などはその診断データーの一つとして活用されることは間違いない。

サザエさんの漫画の時代は、コンピューターも計算速度が今のものと比べて、30万分の1の能力しかなかった。
今のコンピューターなら複雑なビッグデータをたちどころに解析し、分析し、答えを出してくれる
これからもっと早くなり精度もよくなると思う。
AI将棋やAI囲碁などでも実証済みである。

医師は、AIが医師の取って代わるのは「10年先もまだ難しい」と言っているが、私は意外と早いのではないかと思う。
やはりマンツーマンで触診し問診して的確に判断を下せるのは人間だけであるから、医師としてはあくまで補助的役割に生かすべきだと言っている。
確かに電子の声で、
「アナタノビョウキハ、○○デス。ハヤクテアテガヒツヨウデス」
言われてもピンとこないだろう。
しかしそんな時代もまもなくかわからない。

これも日本は遅れるだろう。
いろいろと制約が多く、外野席もうるさくなる。
ということを、長い長い順番待ちの間、考えた。

写真は1978年の椿温泉の猿君。
何か考えていそうな雰囲気である。