長保持2019年03月23日 20時14分59秒

今朝は昨日と打って変わって寒い朝だった。
お天気ニュースでも西高東低の気圧配置だと行っていた。
寒いはずである。

朝から医者へ行き普段の薬とカフンショーの薬をもらってきた。

昼から、「風景を歩く」で紹介されていた長保寺に行った。
長保寺はこれまでも何度か参詣したが、今日は丹念に見た。

今日の持ち出しレンズは、AFニッコール24-50mmと70-300mm、そしてマイクロニッコール50mm。

いきなり国宝が迎えてくれる。

長保寺



長保寺

長保寺は、平安時代中期の長保2年(1000年)、一条天皇の勅願により、性空によって創建され、年号から「長保寺」と号したという。
創建時は現在地より西方にあったが、鎌倉時代末期に現在地に移り、伽藍も整えられた。

寛文6年(1666年)、当地を訪れた紀州藩初代藩主徳川頼宣は、長保寺を紀州徳川家の菩提寺に定めた。
境内東斜面には広大な藩主廟所があり、頼宣以降の歴代藩主が眠っている。
その廟所は、台風で樹木が倒れているため、入ることができなかった。
鎌倉時代から南北朝時代建築の、本堂・多宝塔・大門の3棟が国宝に指定されている。

長保寺

本尊は釈迦如来座像。鎌倉時代のものという。

長保寺

この多宝塔も国宝。

長保寺

多宝塔の中にある、大日如来。

長保寺

本堂と多宝塔の間の小径を登ったところにある一間社流造、檜皮葺の小さな社殿であるが、道が通行止めだったので近くで見ることができなかった。

長保寺

この地蔵様誰かに似ている。

長保寺

さすが花の寺。いろんな花が咲いていた。

長保寺

長保寺

長保寺

長保寺

ぼけの花がよく咲いていたが、その花にミツバチが群がっていた。
おみくじが結ばれているのがいい。

長保寺

ゆったりとひなたぼっこのにゃんこ。これは70-300mm。

長保寺

かわいがられているせいか、人なつっこいにゃんこで、なでてやるとゴロゴロ。


長保寺

長保寺

頼宣は熊野の異文化に手を焼いていたが、籠で和歌山に帰る途中、この地が気に入りここを紀州徳川家の墓所にしたという。
その墓所を見たかったが台風の影響で倒木があり、いけなかった。
寺の建物も二棟が修復中で、数棟まだ屋根にブルーシートが掛けられていた。