野菜がいろいろできだした2019年06月08日 15時53分21秒

6月も中盤。
昨日の大雨から一転昼過ぎにはいい天気になってきた。
庭のささやかな野菜も形になってきた。

トマト

トマトも順調。

ピーマン

ピーマンも形はイマイチだが今年はカメムシもいない。
このまま順調に大きくたくさんなってほしいね。

ゴーヤ

ゴーヤも花をつけた。蟻くんがせわしげに歩き回っていた。

なすび

なすびもかわいい実をつけた。

最近県内を車で走っていると空き家が目につく。
ネットでランキングを見ると、山梨、長野に続いて第3位で、100軒中実に17.9戸の空き家があるという。
そういえば人気番組の「ぽつんと一軒家」を見ても和歌山が多く紹介される。
熊野の奥深さは、熊野人にとってある意味誇りでもあるが、これだけ人が少なくなると集落そのものが存在しなくなり、地方創生という以前の問題となる。

そうした人口減少の中で、乗用車の保有割合はベストテンの9位に入っている。
公共交通機関が発達していない証拠である。
現に我が町のコミュニティバスは最寄りのJRの駅には、行政区域が違うといって行かない。
少し前まで人口あたりの喫茶点数が全国一位だったが今は中間以下になっている。
行く人が減ってきたのだろう。それと全国的なチェーン店が増えたことで閉業したお店が増えたためと思う。

人口減少に対し、国も地方も地域活性化といいながら、その打開策はほとんどといって講じていない。

高速道路がいよいよ紀伊半島を一周するが、それによって恩恵を被るのはあまりいない。確かに災害時のアクセスにはいいかもしれないが、日常的なメリットはほとんどない。その証拠に、観光客が国道を走らなくなったので、地元の商店などは閑古鳥が鳴く。いままでの曲がりくねった国道ばかりの和歌山は、休憩地点のお店などはよくはやっていたが今や高速を走り、途中の集落は、素通りである。
高速からの景色はお世辞にもよくない。

和歌山は、自然が豊かで地形的にも面白い地域である。
へたに都市化をしないで、県ぐるみで長期的なコンセプトを立て、自然の面白さと景色の深さをアピールすれば、人がいやでもやってくるのではないだろうか。

外国からわざわざ来て熊野古道を歩く人が増えているという事実に、そのヒントがあると思うのだが、さて。


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