災害の時に2019年10月28日 22時16分03秒

昨日はライフジャケットのことを書いたが、着る服によっても生死を分ける。
お年寄りは木綿の下着をよく来ているが、これは逃げるときはよくない。
化繊の下着を着るべきで、濡れて体温を奪われ、体力がなくなるというのがよくある。
カヌーで沈した時でも化繊だと寒くない。

今まで効果があったのはヘリーハンセンの下着で、この下着だと沈しても濡れている感じがしないくらいに快適である。
もし避難の準備に時間があるのなら、下着も濡れても繊維が保水しないものを着るべきである。
ブログでも一度書いたと思うが、アメリカズカップヨットレースで日本艇が遭難したとき、
一人だけ生き残った人はヘリーハンセンを着ていたという。

車で浸水した場合は、マフラーがつかるとエンジンが止まるので、どこか通行の邪魔にならないように止めて、車を捨てて安全な場所に自分だけで逃げるべきである。
車が水没して亡くなった方がたくさんいると新聞ニュースで書いていたが、とにかく早めに逃げるしかない感じ。

どう逃げるかは難しい問題だけど、極限状態ではとっさの判断が生死を分ける。
こんな時野山を駆けずりまわった経験が生きるかも。

2011年の台風の時わが町も浸かった。この時の台風による大雨で熊野地方が大変なことになった。それから毎年どこかが想定外の大雨に見舞われている。
こうなると、もはや想定外は使えなくなっている。


住宅がかなりたくさん孤立していた。


たくさんの消防車で揚水したが・・


紀の川も氾濫寸前だった。