英語教育のこと2019年11月05日 17時41分13秒

最近外国の方とすれ違うことが多いが、いまだに声をかけられない。
昨日の高野山でも何度か機会はあったが、話はできなかった。

会社で英会話の研修をしているがほとんど日本語を話さないのでその時は分かった気になり話せるようになった気になるが、やっぱり駄目である。

文科省は英語教育の強化をいっているが、小学生を何人の教師が教えられるかつかんでいるのだろうか?
またぞろ一番手っ取り早い筆記重視で文法を教えることになるのだろうか。
文法は勉強すればある程度は分かるが、問題は「聞く」と「話す」である。
教育委員会が新しい英語教育の将来展望を持っているとは到底思えない。
むしろ足を引っ張るかもしれない。

日本の授業の仕方ではとても二つの能力が、身につくとは思えない。
中国や韓国など、母国語が英語でない人でも、綺麗な英語で話しかけてくる。
この差がどこから来るのか真剣に考えてほしいと思う。

私は英語で討論する時間をとればいいと思う。
自分が日頃思っていることを英語でしゃべり、それについて皆が英語で意見を出し合う授業をやれば、日常会話の能力が上がるのではないか?
また前にも書いたが、給食や体育の時間など英語でやれば自然に無理なくボキャブラリーが増える。
英語を話せなかった人が1年ほど英語圏で生活すればなんとか話せるようになるのと一緒である。

今はそれを仕切る先生の英語力が足りないので困っているのではなかろうか。
日本の英語の先生の、英語が外国で全く通じなかった、というのはよく聞く。
とすれば、外国人の英語教師のいる塾に通える子供の成績が高位になってしまうのは目に見えている。

「身の丈に合った」とかいう発言は言語道断で、とにかく聞いて話せなければこれから通用しないので、早急に態勢を整えてほしい。
筆記重視の英語教育を、根本的に改めなくてはいけない時期に来ていると思う。

主要59カ国中58位というのが世界競争力ランキングにおける、外国語スキルという項目での日本の順位だという。

高野山 磨尼山

高野山 磨尼山

高野山 磨尼山

高野山 磨尼山

高野山 磨尼山

昨日は季節柄キノコをたくさん観察できると思っていたが、意外と少なかった。
それでもこれだけのキノコを見ることができた。