バイクツーリングで思うこと2020年06月25日 22時30分25秒

そういえば若いときバイクで走るときは、走ってばかりで止まらないときが多かった。
ひたすら走って「今日は何キロ走った」と距離を自慢げに話しあった。

しかし考えてみるとツーリングというのは、本を読んでいる感じで、どうでもいいところは飛ばし読み、やはりいいところではじっくり立ち止まらなければいけない。
昔の会社の仲間が私とツーリングするのを嫌がったのは、私がよく止まり写真を撮ったり、町の景色をじっくり眺めるからであった。
必然ソロツーリングになり、それが常となった。

やはり走ること以外の楽しみが必要で、時間を十分取ったバイクツーリングは走ること以外の楽しみがあるからいい。
止まっていろいろめったにないものに出会ったときやイマジネーションの広がりを感じる出会いにわくわくする。
それがないと日常生活とあまり変わらなくなってしまう。

ということからすると、本当は二,三泊してじっくりツーリングをしたいがそうもいかないので、日帰りとなる。

昨日クロスカブCC110で走った一日は結構充実していた。
初めての道を走ったこともあるし、高速ではなく一般道オンリーだったこともある。

改めて道を車やバイクで、特に幹線道路を走るとよくわかるが、ホームセンター、薬屋、コンビニ、各種レストランのチェーン店の看板ばかりが目立ってきた。
それに時々意味不明のわざと町の景観を壊すようなデザインのパチンコやがある。

どの町を走っても概ね同じような風景になってしまっている。
日本の地方による風景の違いは幹線道路沿いに限って言えば、全く区別感がなくなり、町の個性がなくなっている。どの町もほとんど同じである。

その点和歌山の山間部は、それらの風景が幾分なりとも少ないので癒やされる。
新しい発見もしやすいし休憩もしやすい。

クロスカブCC110

こんなお地蔵さんにも出会う。和歌山は弘法大師さんがよく出てくる。

クロスカブCC110

クロスカブCC110

低いカーブミラーがあったのでキネンサツエイでカシャ!

クロスカブCC110

昼食は握り飯と、小さなインスタントラーメンとビスケット、そしてコーヒー。
幹線道路際ではこれが結構難しい。至福のひとときである。

特に田舎だとゆったりできる。このときは人も車も通らなかった。
ウグイスやシジュウカラの鳴き声がうるさいくらいだった。

クロスカブCC110

金屋から海南に抜ける峠道にあるお地蔵さん。
作ってきたポカリスェットを飲みながら一休み。

クロスカブCC110

ここのお地蔵さんは子供を抱いているとは知らなかった。かわいい。

クロスカブCC110

この峠道を工事している。ルートが変わりそうなのでこのお地蔵さんはどうなるのだろう。まだ当分かかるだろうけど。

クロスカブCC110

昨日のブログで書き損ねたが、対向したバイクの中に私と同じ黄色のクロスカブに乗ってツーリングしているのがいた。
挨拶をしたら返してきた。
「おぬしもクロスか」
向こうもそう思っただろう。

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