優先座席??2008年04月13日 09時09分36秒

仕事で東京出張した。
新幹線か飛行機か迷ったけれど、値段が一緒なら、
たまに飛行機もよかろうと、乗った。
やっぱり飛行機は、乗るまでは大変だけれど乗ってからが早いので、
何となくスピード感がある。
出会いや人とのふれあいは電車が勝るがこのあたりは一長一短である。
それでも空港ロビーで待つ間にはいろんな人に出会う。
この日は作家の椎名誠さんがいた。
一言声をかけずにはいられずに、すれ違った折りに
「いつも本を読ませていただいています」
というと、
「あ、有り難うございます」
「どちらまでおいでですか?」
「八丈島までです。遊びで行きます」
とにこやかに返事をしてくれた。
顔の色は真っ黒けで、串本にいればそのまんま漁師という感じで、町にとけ込んでいるだろう。
本で見るよりはるかに黒い。
だから、どこへ行って歓迎されるのだろう。
遊びとはいっても、出版社の人らしい取り巻きが7,8人うろうろしてたけど。

席に戻ると、
おいおい、優先座席にすわるお二人さん。
その座り方なら一つの椅子でよかろう。
恋人優先席ではないのだから。
ま、椅子に書かれている絵の一番左の状態になったら、堂々とこの椅子にお座りなさい。
ん?もうなってる(^^)

優先座席のことなど2008年04月13日 17時08分24秒

優先座席の続きであるが、東京に出張してふと見ると、
優先座席の表示が違っている。
これまでは、常識的に、「PRAIORITY」を使っているが、東京では「COURTESY」を使っている。
COURTESYは、寛大・好意・優遇・黙認などの意味になり、
こちらの方がいい感じである。
それにしても日本人は英語が得意だね。
同じ用途のシートスペースに、いろいろの名前を付けている。
それと、東京で気に入ったのは、この優遇座席スペースのつり革が、
オレンジに色分けしていて、よくわかることである。
これはセンスの問題かな。

大阪は、特に大阪地下鉄はしっかりしてほしいね。
朝のアナウンスに、
「混み合ってすみません。一人でも多く乗れるように、お荷物を網棚の上に置いてください」と大音響でがなり立てる。
おけるなら置く。
鼻がかゆくてもかけない状態で、どうしろというのだ。
マニュアルそのままに、紋切り型の、人の気分を逆なでするような車内アナウンスは即刻やめてほしい。
男はモゾモゾして、痴漢に間違われないかと気を遣いながら乗っているのである。手などみだりに動かせないのである。
それに追い打ちをかけるように、
「痴漢は犯罪です」とアナウンス。ふざけるな。
東京は一言もなかった。
電車は大阪以上にすし詰めだったけど。

それと、ワイヤレスLANのアクセスポイントが東京の方がはるかに多く、駅や地下鉄で気軽にパソコンを使うことができる。
大阪は、アクセスポイントを探すのにすごく苦労する。
これもビジネス拠点が、東京に行ってしまう原因にもなっていると思う。
ワイヤレスLANだけではないが、大阪のインフラのほとんどが、ユーザーニーズをつかみきれず、アクションを打つのがワンテンポずつずれてしまっているのである。

通信で言えば、ユビキタス社会を早期に実現するという約束、きちんと果たしてほしいね。
通信会社さんがんばって。

指切りげんまん、ユビキッタす。

またまた通勤電車のこと2008年04月27日 23時12分45秒

「JRもより便利にダイヤ改正しました」
とのふれこみで、3月から新しいダイヤになったが、
前以上に不便になり、そして遅れる回数が多くなった。
ホントに乗客のことを考えているのか疑いたくなる。

あいかわらず車内では、壊れたテープレコーダーみたいに、
「優先座席付近の方は、携帯の電源をお切りください」と幾度となく
大声でアナウンスする。
優先座席に座っている人で、電源を切っている人は何人いるだろうか?
携帯を切るのが、心臓にペースメーカーなどを入れている人に悪いのはわかるが、座っているのはほとんどが通勤客である。

通話がうるさいから切れというのなら車内のアナウンスの方が、携帯で電話をしている人より、はるかにうるさく耳障りである。
それにこれだけ延着すれば、家族が駅で待っているひとなどは、電話をかけずにいられないだろう。
一部の馬鹿をのぞいては、皆気を遣いながら小声で連絡をしている。
電話もかかってきたりして、やむを得ない場合がある。
そのあたりの配慮はないのかな?
使う人の良識に任せばいいと思うがどうだろうか。
わざわざ電話を使わないでという放送はいらない。
それよりも、かなり少なくなったけれど、ウォークマンの音漏れがやはり
かんに障る。
いっそ放送するなら、
「耳障りな携帯ステレオは周囲の皆様に迷惑をかけますので、お切りください」とかいってほしいね。これは皮肉だけどね。
次々に「おやめください放送」をされたらかなわない。

それと、これからNGNサービスが一般化し、ユビキタス社会となればワイヤレスのパソコン通信が増えてくるが、そのときはどう対処するのだろう。
現に、ノートパソコンの電池寿命が長くなってきたので、よくたたいている。
必然的に電車の中でも、あらゆる機器でインターネット通信を使うようになると思うが、
「電車の中ではネット通信しているパソコンの電源をお切りください」というのだろうか?
あるいは、
「電車の中では、ゲーム機でのネット通信はやめて、電源をお切りください」というのだろうか?

楽しみやね。