カワセミが2008年11月04日 00時08分14秒

用事で春日井市に宿泊したが、その泊まった宿の前が公園になっている。
こちらに帰ってくる朝、そこを散歩したが朝早くから大勢の親子連れや釣り客がいた。
都会の真ん中で緑が多く、まして公園内に釣りのできる池があるというのはすばらしい。
たくさんの釣り師が竿を出していた。
釣れるのはヘラブナか普通の鮒だとは思うが、こうしたゆったりしたスペースはありがたい。
大阪にも和歌山にもこうした施設がほしい。
今大阪では北ヤードの計画がいろいろいわれているが、まだぞろ箱物をたててどこかがたくさんもうけ、そして使い物にならなくなり、放棄するというパターンだけはやめてほしい。
私は、リスや小動物が行き来する緑地を作り、その下にハイテクを駆使した施設や、駐輪場を作ってほしい。
今大阪は全国で下から2番目の緑地面積であるという。
確かに町を歩いても緑地が少ない。
ということは災害時でもクッションとなるスペースが少ないということである。
緑地は箱物のようにすぐに成果としてでず、10年20年スパンでの養生が必要であるが、いまこそ我慢して環境や人を呼び込む魅力ある施設はどういうものかを考えてほしい。
春日井市の公園には、カワセミまでがいた。
アオサギも人をおそれない。
そんな公園は何度いっても楽しいものである。

米国大統領が2008年11月08日 15時39分34秒

オバマ氏に決まった。
(「おばまし」と叩いたら、「小浜市」と変換した)
すごいね。
確かにしゃべりはうまいしオーラがある。
これは歴史的なことである。事故なく任期を全うしてほしい。
オバマ氏の演説を聴いていると、やりたいが任期中にできないかもしれない、絶対やる、という切り分けをして、きちんとわかりやすくしゃべっているので安心する。
そしてやりたいことで、できないかもしれないことを実現可能にするのは、民衆で、そのために一緒にやっていこうといってる。
こういう姿勢がすばらしい。

翻って、どこかの首相は、とんちんかんなことをいって、周りからいろいろいわれるとすぐ方針を変える。
高速道路の料金にしてもなぜ乗用車だけで、なぜ一部地域で、なぜETC装備車だけなのか。
今、大阪から阪神高速を通って阪和道を走ると、阪神高速道路-NEXCO西日本(阪和自動車道)-湯浅御坊道路-NEXCO西日本(阪和自動車道)となる。3つの道路会社を走るわけであるが、これらを一本化したら運営費も人件費もぐっと少なくてすむはずである。
そういう基本的な運営方法見直しで、安くできるはずである。
元々高速道路は建設後何年かたてば無料にするといったはずである。
イギリスの高速を走ったが、すべて無料である。なぜイギリスで無料になって日本はならないのか?
ETCについても、なぜ国の施策としてETCを標準装備とさせないのか。
シンガポールなどはETCをすべての車に取り付けて、不粋なゲートもない。そのかわり違法に通過する車両の運転者には、厳罰が待っているという。
某国はいつの場合も、基本的なことをきっちり押さえずに、その場限りの施策でお茶を濁すため、いつまでたっても生活に満足感がない。
40数年前は貧しかったが生活と気持ちにゆとりがあったような気がする。
それよりも腹が立つのは、某首相の追加経済対策である。
目玉として、国家財政から2兆円を全国民へ分配してくれるというがそれはたかだか国民1人当たり1万5000円程度の配分である。
どこか庶民感覚とずれてるね。
15000円で何ができるか?
そしてその穴埋めを3年後の消費税増税でまかなう?
さらに高給取りは受け取れないが、その高給取りの基準が年収1500万円以上???
今1500万円以上給料を取っている人が何人いるのだろうか。

国民が望んでいるのは、わずかな金を一時的にくれるより、一生懸命働いた老後が安心でき、不正や不公平のない快適な社会作りをしてほしいだけなのだけどね。2兆円あればかなりできると思うのだが・・
国民がほんとに快適に暮らせるハードとソフトあわせたインフラ作りをきっちりやれば、今盛んにいわれている環境保護にもつながることになる。

いずれにしろこれからは、国民も勉強して国をよくするために一つにならないと日本はさらに変な国になってしまう。

写真は岩船寺の三重の塔を支える天邪鬼である。このように大きく目を見開いて悪さ加減をチェックし、そして国民自身が、国を支えていかなければならない。人任せの時代は終わった気がする。