正月元旦2009年01月01日 19時01分47秒

正月である。
ということは、誕生日である。
**歳。書いてしまうと何となく爺くさい感じになる。
ま、5回目の年男となった。
世間では、「アラカン」というらしい。
昔、嵐貫十郎といういい役者がいたがその役者はアラカンといわれていた。今の若い人は知らないだろうね。
私も、名前だけしか聞いたことがない。

童謡の、村の船頭さんのうたでは、

  村の渡しの船頭さんは ことし60のおじいさん
  トシはとってもお舟を漕ぐときは 元気いっぱい櫓がしなる
  それ、ぎっちら、ぎっちら、ぎっちらこ

これだといい加減年寄りに感じてしまう。
いざ自分がなってみると、いまだ20歳で成長半ばという感じである。
あれもしたいこれもしたいと、いろいろ思いがわき上がり際限がない。

これまでのことを振り返ると、団塊の世代で良かったのか悪かったのか。
子供の頃はあらゆることでもったいないと節約を余儀なくされ、安保闘争では革命が今にも起こると幻影を抱かされ、高度経済成長期が来て今度は仕事でこき使われ、給料は上がったけれど満足感はないまま。
そして老後は何とかなるかと思えば、めちゃくちゃな仕組みのため当てにできなくなり、そして団塊の世代から首切りをされる。
しかし、今の日本は、団塊の世代がたくさんいるから何とかしのげているのではないかと思う。
それは、アマチュアカメラマンを見ればよく分かる。
撮影地に行っても、60代前後のカメラマンばかりである。
それらがカメラを買い、車を買い、買い物をし、観劇や旅行をしているのである。
今、こけそうな日本経済を支えているのは、まさに団塊の世代でなかろうか。
しかし、最近は無用の長物のようにいわれている。
漫才にあった、
「責任者出てこい」

新年の、それも誕生日に、あまりシニカルなことを書いてしまうとこの一年の始まりにふさわしくないので、この辺にしておこう。

何はともあれ、今年も健康で仕事に遊びに動き回れる一年であってほしいと思う。

初ツーリング2009年01月03日 00時12分27秒

今年の正月は、家の片づけやレポートなどの整理をする予定だったけれど、やはり、9日の休みを家だけで過ごすのはやはりつらいものがあり、少し足を伸ばした。
昨年は琵琶湖の南だったが、今年は、北にした。
天気が気になったが和歌山でも雪だったので、たぶん雪模様だろうと、楽しみにして出かけた。
目的地の高島市は案の定、雪であった。
初詣は、白髭神社にした。
小さな社だが、近江で一番古い神社だという。
みぞれのような雪のようなころころ変わる雨が小さく降り続いていた。
いっそ雪になってくれたらと思いながら、道ばたの安全坊やを撮った。
風雨にさらされて痛々しい。

琵琶湖はすばらしい2009年01月04日 00時04分10秒

朝から晴れたり曇ったりの天気。
いっそ雪になってくれればと思いながら、車を走らせる。
今日は、海津大崎を目指した。
それまでに今津を抜け、マキノを抜けた。
途中、野鳥の観察スポットがあり、鳥たちを見ていると時間を忘れてしまった。
湖面は、北風で三角波が立っていたが、ふわふわと漂っていた。
実際は、鳥たちは流されないように足で漕いでいるらしいが・・・
海津大崎についたのは2時頃だった。
町はずれの道路に車を止め、町を歩いた。
こうして歩いてみると、水はきれいだし町がしっとりと落ち着きがあり、歴史を感じる。
日本もまだまだ捨てたものではないと感じた。
海津大崎には、古い港町の名残の桟橋の杭がある。
その杭の上に鵜がとまり、残ったところにカモメがとまっている。
雨模様の空に、浮き上がる感じで彼らはじっとしていた。
このあたりは、奥琵琶湖に置き去りにされた感じであるが、本物の自然景観を見ているとこれからの日本はこうでなければならないという見本のような、しっかりとした存在感がある。

アラカンのこと2009年01月04日 23時52分24秒

アラカンになって、今まで少し気になっていることがある。
自動車を駐車場に、一発でまっすぐとめられなくなったことである。
初めて免許を取ってから、車庫入れとぎりぎり駐車は自信があった。
タイヤの位置が体で感じられて、すきっと駐車なり幅寄せができたが、最近は何となくゆがんで駐車してしまう。
高いビルから、私がとめたマイカーを眺めてみると、少しゆがんでとめている。これではいけないね。
ゆがむ原因としては、注意力と思いきりかなと感じている。
呆けないためにも、こうした注意力は鍛えておかないとだめですね。
でもよく見ると、他の人も結構ゆがんでとめている。
一安心。
ちなみに私の車は一番上の列にある。

イルミネーション2009年01月06日 00時17分43秒

イルミネーションが盛んである。
我が町もきれいなものがある。
冬の寒い中、心和ませる。
青色LED ができて照明がずいぶんと変わった。
それと、電力消費がうんと減ったと思う。
信号機が皆これに変わっているものね。
今はほとんど3原色と白色しか見ないけれど、これがもっと複雑な色を作れるようになったら広告の種類も違ったものになるだろう。

雪の護摩壇山2009年01月19日 12時04分57秒

今年も護摩壇山に雪が積もった。
そしてやっぱり上ってしまった。
でもこの雪のスカイラインを走るときにいつも思うことは、なぜこれほどの雪なのに、ノーマルタイヤで上るのかと不思議である。
タイヤチェーンもつけていない。

アイスバーンでノーマルタイヤは自殺行為である。
昨年は6台の車がスタックなり側溝への落輪があった。
今年は幸い2台だけだった。
雪で動けなくなった車は、助けに行けない。
ロープで引けば、下りになるとブレーキがきかないのでぶつけられるし、登りの場合人力を使うと車が下がってきて危険である。
まして高野龍神スカイラインは見通しの悪いカーブが多く、他の車にも危険である。
日本の車社会も、もう少し大人になってほしいと思う。
そうしないと、制限を守ると周りに迷惑をかける意味のない速度制限や交通の流れを阻害する信号システムがいつまでもよくならない。
現実問題として、時速30kmを守っているミニバイクはあるだろうか。
制限時速40kmの道を40kmで走っていると、後ろに車が数珠つなぎになる。
滅多に人が通らない路地に信号機がある。青に変わるまでただ待たなければいけない信号の多いこと。

その辺を、こだわりを持って交通行政に取り組んでくれれば、きれいな町並みを壊してまで道を広くする必要もなくなる。

先日、大和街道が通る近隣の町で、消防自動車が通らないから道路を拡幅始めるということを聞いた。道の周辺の人は2車線もあり拡幅する必要は感じないということだが、行政は決めたらその通りにしてしまう。
消火栓をつけるなりして工夫すれば道を造らなくてもいい。

しなくてもいい道をつけるよりも、用地買収ができずに途中までしか工事ができていない道路を何とかしてほしいね。私の家の周辺にたくさんある。

話がバラバラになってしまったけれど、これからは道路行政もきちんとやってほしいね。そして運転者側も危険予知をきちんとできるようにならないと。

バイク大好き2009年01月29日 22時42分16秒

朝まだ暗い中、それも霜がおりた中を走り出す。
この冷え冷えとした中を、えいやと走り出すのは、何となく生きてるという感じになる。
気温は1度から3度。なかなかの冷たさである。
でもやっぱり自分はバイクが好きなんだと、改めて感じる。
いくら寒くても苦にならない。
確かに手はかじかむし、ほっぺたも寒いが、気にはならない。
冬は寒いのが当然だから。

しかし、アラカンとなって気をつけなくてはならないと感じることがある。
もっと若い頃は、信号待ちの車の間を抜けて先頭に行くのに、さほど苦もなくうまくやっていたが、最近は少しもたつく。
車で車庫に入れるのに、少しゆがんで駐めるあのフニャフニャ感覚である。
本人はスッといけるつもりでも、何となくハンドルがぶれるのである。
このあたりはやはり自覚して、慎重に行かなければといつも心に言い聞かせている。

年をとってバイクに乗る効用は、日々バイクに乗ることで、動体視力、判断力、決断力などを鍛えられることである。
追い抜きをかけるときなど、それらの感覚をフルに発揮しなければうまくいかない。
運動能力の衰えで、昔ほどうまくコーナリングはできないけれど、そこそこ走れているということはありがたいことである。
やはり、70位までは現役で走り回りたいと思うので、これからも乗り続けていく。