何がどうなっているのか?2011年03月16日 00時23分20秒

原発はかなり危険な状態になりつつあります。

全てが想定外のことばかりで、何をどうしていいか分からなかったかのでしょうか。

全ての炉での事故が続いていることに恐怖を覚えます。

一刻も早く事故回避の手立てをとらないと大変なことになります。
現場で作業している方々は、非常につらく大変だと思いますが、一踏ん張りをお願いしたいです。

原発事故について2011年03月16日 12時08分52秒

毎日繰り返されるテレビニュースを見ていると、「1000年に1度の巨大地震」と言われていますけれど、そうでしょうか?

三陸や奥尻の津波はどうなのでしょう。
津波で甚大な被害があったのは、つい最近のことです。
原発事故を起こした原因は、津波でした。
正味の揺れは阪神大震災の方が強かったと思います。

原発の事故について「専門家」の方々は、はじめは「安全だ安全だ」とばかりいっていました。しかし現実は最悪の方向に向かっています。

この福島原発は、超老朽化原発ということで日本の原発で最も低い270ガルで建設された、最も耐震性のない原発だそうです。

建設40年経って使用の可否を、あのわけもわからない説明ばかりを繰り返した原子力安全・保安院が東電の言うまま60年利用を認めたということです。3号機は一番危険なプルサーマル燃料でこの放射能は半減期が20000年といいます。


津波前の写真と津波以後の写真を見て、ガソリンタンクと予備エンジンの設置されていたところが海岸の間際ということにびっくりしました。
これは輸送のコストダウンや管理の軽便さを図ったためだと思います。
結果は見事に波にさらわれていました。

また震災直後の原子炉の絵には使用済み核燃料倉庫の絵や燃焼室下のパイプなどの解説は一切なく、トラブルが起こってから表示し出しました。
事ここに及んでも、国民に正確な情報を流さないとは・・・

さらに地震のマグニチュードを再三変更したことは、耐震に対するこれまでの取り組みを想定外にするための方便のような気がします。

規模の正確な把握ができなかったとすれば、今まで地震予知として莫大なお金をかけて作った施設などは、全く無駄な費用となったということです。

「想定外」の言葉は使ってほしくないですね。

想定できなかったと言うことは、専門家=プロではないわけです。
「素人」考えですが、コスト重視の安易な防災対策がこの事態を招いたとしか思えません。

またしばしば「プレートのグループが違うので、この地震によりいきなり東海南海地震は起こらない」と専門家のみなさんはいっていますが、地球はすべてつながっています。
砂浜で砂遊びをしたとき、ひとつが崩れると連鎖的に遠くの地面がくずれます。地震が続いてもおかしくないのが今の状況ではないでしょうか?

地震は続いて起こる可能性があるという前提の元に、情報を正確に伝え、物心ともに国民一人一人が、放射性物質が落ちてきたらどうするか、また再度地震が起こったときはどうサバイバルするか、各自で対策をどう強化したらいいかを具体的に呼びかけるのが専門家ではないのかな、と二転三転し全く要領を得ない報道を見ていて感じています。

とりあえず防災グッズを再確認し、バイクだけ残っても少なくても2,3日は生き延びられるように用意しておきます。車なら1週間ぐらい持ちこたえないとだめですね。

しかし20000年も危険な状態にする、放射能は避けようがないのです・・・・・・