アムステルダム2011年11月01日 22時49分39秒

アムステルダム運河
アムステルダムは落ち着いたいい街でした。
川面から見ても、その建物が絶妙なバランスで見るものを楽しませてくれました。

街そのものは落書きも多くてゴミも散らばり、東京や大阪の方が綺麗ですが、街全体としてはすばらしく全体のトーンのバランスがとれていました。(大阪が世界で三番目に住みやすいというのは、ゴミなどが少なく街の綺麗さにあるのではないかと思います)

ゴッホ美術館2011年11月02日 22時58分57秒

アムステルダムには立派なゴッホ美術館があります。
世界中から人が来ていました。

たくさんの人なので入場にかなり時間がかかりました。

絵画群は今更いうまでもなくすばらしいものばかりで、楽しめました。
新館は黒川紀章さんが設計したそうで、この美術館本館から見ることが出来ました。
ゴッホ美術館

美術館の前の道を隔てた町並みです。

日本の美術館は、その美術館そのものはすごくいいのに街全体の統一がとれてなく、美術館そのものが浮いてしまっているところが多いのですが、この景色だと違和感なく町並みそのものも楽しめました。
ゴッホ美術館前

アムステルダムの家並みを見ていると、結構傾いたりゆがんだりしていて、またそれが街にリズムを作り出しています。

日本でいうと、瓦屋根が連なっている所の屋根が微妙にゆがみ何ともいえない風情を醸し出しているのと同じですね。

小便小僧と小便少女2011年11月03日 22時30分31秒

ベルギーへ行く前に少し下調べをしましたが、小便小僧は。世界3大がっかりとはいわれつつも、やはり外すわけにはいかないですよね。

そこで、じゃ小便少女なんてないのだろうか、と検索をかけると、あったんですね。
これにはびっくりしました。

それも小便小僧からすぐの所でした。
これはどんなことがあっても見るべきだと、行く前から楽しみにしていました。

像は、レストラン街のかなり奥まったところに、ありました。
そして見事におしっこをしていました。
小便少女

ガイドブックにはこの小便小僧はガイドされて無くて、知る人ぞ知るみたいな感じですが、それでも結構人だかりが出来ていて、写真を撮るのも順番でした。
それというのも、像が盗難に遭うのでかなり無骨な鉄格子があり、その格子の間から写真を撮らなくてはいけなくて、それは一カ所の格子の間からしかベストポジションがないからです。

結局、もっと引いた写真の方がいいのですが、こんなにドアップの写真になってしまいました。

この像そのものは新しいのですが、人がひっきりなしに訪れているところを見ると、これはあと10年もしたら小便小僧の人気を抜くのではないかと思います。

小便少女

でもこんなパロディをきっちりやってくれる国の人に、さらに親近感を覚えました。
いずれページを作ったときには、この写真は外せないです。

ベルギーに行く人がいれば、まずガイドしなくちゃと思いました。

観光客の表情も、小便小僧の時は普通のまじめな顔で、ああ名物だなという感じですが、この少女を見終わったあとは男女を問わず満面に、笑みをたたえていました。

ベルギー2011年11月04日 14時48分06秒

ブリュッセルはメチャ寒ということで真冬のスタイルも用意しましたが、暖かく快適でした。
まず外せないのが世界遺産のグランブラスです。
この写真は私のではなくてパートナーのものですが、この鐘楼の高さは96mあるそうです。圧巻でした。

昼、夜、朝と三回ここを訪れました。
ブリュッセル市庁舎

方向音痴の私にはつらい街路が続くのですがそのどれもがいい雰囲気の建物が連なります。
ゴディバのチョコレート店もありました。

名物にうまいものなしということで、あまり期待はしていなかったのですが、アイスクリームトッピングのワッフル。
おいしいですね。

さすがという感じで、五つ星です。

あちこちに石像があり、その作りがすばらしい。
ブリュッセル

いつもながら大量の写真を撮るので、これから整理が大変です。
行ったところを、そのときはきちんと覚えているのですが、ほとんど忘れてしまっていますので、大変です。
ブリュッセル

秋のブリュッセル公園。
すばらしいの一言でした。広大な公園全体が紅葉していました。

日本にもこうした開かれた公園が欲しいです。
関西では、奈良公園がかなりいい線行ってます。大阪北ヤードがこんな公園になったらと思っていましたが、ビルが林立する普通の街になりそうです。

ブリュッセル

サンカントネール公園オートワールド2011年11月05日 15時22分45秒

サンカントネール公園にオートワールドという博物館があります。
ガイドブックにはほんの1行書いているだけだったのですが、ここはその昔ヨーロッパのモーターショーが開かれていたところです。

これは何かある、という予感がしたので公園に向かい入りました。

ありましたね。表は普通の石造りの建物なのですが、入ってびっくり。
歴代の名車、それも戦前のが所狭しと並べられていました。
オートワールド

バイクもありました。
オールドバイク

日本車ではセリカが並べられていました。
まだナンバーがついていたので、走ることが出来るのでしょうね。
この車のGTはエンジンもよくてあこがれました。

セリカ

バイクではこのNRが目を引きました。
楕円型ピストンで1億円以上のコストをかけてたった1台作られたそうです。
車を知っている者なら、ピストンを楕円にすることがいかに大変かわかると思います。
そんなバイクがここにありました。
ホンダNR

ホンダS800もありました。
この車は外せないでしょうね。これでトヨタの2000GTとS800、ベレットGTくらいがほしいですね。

ちょうど館内を改装中で、ひょっとしたら倉庫にあるかわからないですね。
ホンダS800

もう一つのびっくりが、電気自動車を並べていたことで、フォードT型が出るまではこの車もたくさん走っていたはずのデトロイト号です。

GSユアサの本社にはこれが復刻されて飾られているのですが、行く機会がなくまだ実物を見たことがなかったのです。

ちなみにGSユアサのこのデトロイト号の復刻した日、5月20日は電気自動車の日なのです。

ここに来てみられたのはうれしかったです。
デトロイト号

そして様々な国の様々なクラシックカーが、今にも走り出しそうに並べられていました。
皆個性的で面白い車ばかりでした。
ブガッティ1928年

そして最後の決めがミュージアムショップ。
世界のミニカーがありました。何かここの店員さんの趣味でやっているような感じで、やはりレアなものは驚くほどの値段がついていました。
私は手頃な値段のを3つほど買ってきました。

車好きにはたまらなく楽しい博物館でした。
ミニカー

食べました2011年11月07日 23時50分34秒

ムール貝、食べました。
海岸育ちの私は、貝がメチャ好きなのです。

ベルギーはこのムール貝が有名。
食べました。
おいしかったです。
日本でこの貝を食べると何となく泥臭いのですが、何か秘訣があるのでしょうね。
ワインで酒蒸しするのですが、店によって隠し味を入れているのでしょうか。

シェレオン

このシェレオンという店はるるぶにも載っていましたが、確かにおいしくて満員でした。
ベルギービールをやりながらの食事は外国へ来ているのを忘れて食べるのに没頭しました。
創業から100年といいますから、かなりのものですね。

その対面の店は、呼び込みをしていたのですが、空いていました。あまりおいしくないのでしょうか。

こちらのシェレオンはひっきりなしにお客が来ていました。
私たちの席の後では、海外勤務の仲間の感じの4人連れが、会社の話をしながら食べていました。



このグルメ街、町並みが綺麗で人通りも多く、なかなか雰囲気のある通りでした。
日本人もかなり歩いていました。
小便少女はこの通りの途中にある、行き止まり路地にひっそりとあります。

教会2011年11月08日 22時40分01秒

ムール貝を堪能した朝、再びグランブラスへ。
早朝のためかあまり人出は多くなく、休みなのかと思ってしまいました。

このグランブラスの近くには古い教会がいくつかあります。
グランブラス

どの教会も荘厳で日本の寺院にないおもしろさがあります。
15世紀のゴシック建築を楽しめます。
特にステンドグラスがすばらしいです。
ノートルダムデュサブロン教会

マリア像やキリスト像があちこちに配されています。
それぞれが意味を持っているのでしょう。
キリスト教徒ではないので、その彫刻の良さはわかりますが、その像がそこに立っている意味とかはわかりません。

しかしこのようにマリア像の前にローソクをともして、お祈りするスタイルは、このマリア像を観音様に置き換えれば、日本の寺と変わりありません。

あらゆる宗教は、根のところで同じなのかもしれません。
ノートルダム・ドラ・シャベル教会

ろうそくは寄進をして火をつけます。
日本と全く一緒です。

朝の光が窓から差し込み、神秘的な雰囲気です。

スリのことなど2011年11月09日 23時31分22秒

ベルギー
ベルギーは、スリが多いと聞いていました。
ガイドブックでも注意がされています。

私は、腰の前のウェストポーチであれば前に回ってまで盗りに来ないだろうとおもっていました。

グランプラスからの帰り地下鉄への階段を下りようとしたとき、
「ニュースペーパーニュースペーパー」とつぶやきながら私の前に来、新聞をウェストポーチにかぶせてきました。
新聞売りだと思って、
「ノーサンキュー」といってよけようとしましたが、そのよけた方向に体を寄せてきました。

腰のポシェットあたりに少し違和感があったので手でウェストポーチを払いました。

その男はそれからすぐ離れましたが、改めてポーチを見るとチャックが開かれていました。

手帳と名刺入れしか入ってなく、盗られたものはなかったのですが、この一瞬の出来事に改めて彼らの手際よさを知りました。


これでもし財布を入れていたのなら抜き取られていたかわかりません。
一瞬のうちに中のものをチェックした感じです。
男の後ろにはもう一人の男が立っていて、抜き取りに成功したらそちらの男に手渡すのでしょうね。

ウェストポーチも安全でないと知りました。
ぼやっと歩いていると狙われる怖さを改めて感じました。

ヨーロッパの街で、地下鉄の入り口付近にいる二人連れには気をつけましょう。

ブルージュ2011年11月10日 22時46分04秒

今度は車でブリュッセルからブルージュに向かいました。

高速道路はもちろんただ。
どこかの国のように馬鹿だかい通行料金ではありません。

走る車にはリアに自転車を積んでいる車がたくさんありました。
またトレーラーを引ける装置のある車もたくさん。
トレーラーハウスやボートを引っ張るのです。

ブルージュ

ブルージュについて駐車場からマルクト広場に向かう道です。
さりげなく世界遺産なのです。

電柱などありません。
ブルージュ

マルクト広場の周辺にあるレストランやショップ。
いいですね。
ブルージュ

おじいさんが突いていた乳母車にはわんちゃんが。
写真を撮らせてくれというと、うれしそうに、
「オーケー」といってくれました。
ブルージュ

ベルギーはオランダほど自転車は多くありませんが、やはりよく走っていました。
石畳の道と地味な自転車は相互に雰囲気をもり立てていました。
ブルージュ

ブルージュの家の屋根は濃いオレンジです。
壁は煉瓦作りが多く雰囲気があります。
さすが世界遺産の街のショップは違います。
電柱がないのは当然ですが、看板もほとんどありません。
ブルージュ

進入禁止の道路標識もさりげなくていいですね。
役目はきちんと果たしています。

どこかの国では信号柱があって電線があって、道路標識は無粋なポールの先についていますね。

美しかった日本を、いびつに儲けようとする人々が壊しにかかっています。

国全体がその気になって取り組めば、元々美しい日本なので、本来の日本を取り戻すことができるのですけれど。

ブルージュ2011年11月11日 10時21分46秒

ブルージュの街は馬車が走り回っていました。
古い街並の中で、いい雰囲気でした。
ブルージュ

市役所です。
こんな市役所だったら行くだけでも楽しいですね。

日本でも市役所は結構いい建築物がありますけれど、やはりこちらの方が一枚上手です。
ブルージュ

一般の家も雰囲気があり、目を楽しませてくれます。
ブルージュ

あちこちに花があります。
ブルージュ

電柱や電線がないと、ふつうに撮っても落ち着きますね。
バックが無機質な四角いビルでないところがいいですね。