このごろ考えること ― 2011年12月09日 12時17分26秒
少し前の新聞のコラムで、立川談志さんの戒名のことが書かれていました。僧侶がつけたのなら、ジョークの分かるすばらしいセンスの持ち主だと思っていました。
まさか談志さん本人が生前に決めていたとは知りませんでした。
「立川雲黒斎家元勝手居士(たてかわうんこくさいいえもとかってこじ)」
いいなあ。
談志さんらしい絶妙の戒名ですね。
和尚さんがこの戒名をまじめくさって読み上げたら、皆さんずっこけるでしょうね。
私は落語が大好きですが、東京では談志さんのが一番好きでした。
関西ではやはり米朝さんを超える人がまだいないですね。
同じ演目でも全然違います。
米朝さんの演目では、「口入れ屋」や「げんげしゃ茶屋」などが好きで、何度も聞いていますがそのたびに笑ってしまいます。
同じ演目を他の人がやってもどこか違うのです。
これは、素人考えながら「ま」の違いかなと思ったりします。
談志さんも米朝さんも言葉と言葉の間の「ま」が絶妙です。
天性のものなのか訓練によるものなのか分かりませんが、「ま」のとりかたがとにかく、うまい。
私も時々大勢の人前で、電気自動車などについてしゃべることが多いのですが、終わったあとにいつも「あそこはこういうべきだった」とか「言い残したなぁ」と反省ばかりです。
当然話の中で、「ま」もとれず平板なトークに終始してしまいます。
財界のかたでも絶妙なトークをする方がいます。
枝雀さんが落語の中で、緊張と緩和とよく言っていましたが、上手な話し手はそのバランスがいいですね。
いいスピーチを聴いたあとは、今度機会があればまねしようと思うのですが、なかなかうまくいきません。
かといって自分なりでいいや、と下書きもなくしゃべり出すとどこかで破綻をきたし、さら上がり性なのでよけい支離滅裂になり「ま」どころか「間抜け」なトークになってしまいます。
大勢の前で話すというのはほんとに難しいです。
できるだけ自分の意志をきちんと相手に伝えられるように、訓練していく必要を感じるこのごろです。
まさか談志さん本人が生前に決めていたとは知りませんでした。
「立川雲黒斎家元勝手居士(たてかわうんこくさいいえもとかってこじ)」
いいなあ。
談志さんらしい絶妙の戒名ですね。
和尚さんがこの戒名をまじめくさって読み上げたら、皆さんずっこけるでしょうね。
私は落語が大好きですが、東京では談志さんのが一番好きでした。
関西ではやはり米朝さんを超える人がまだいないですね。
同じ演目でも全然違います。
米朝さんの演目では、「口入れ屋」や「げんげしゃ茶屋」などが好きで、何度も聞いていますがそのたびに笑ってしまいます。
同じ演目を他の人がやってもどこか違うのです。
これは、素人考えながら「ま」の違いかなと思ったりします。
談志さんも米朝さんも言葉と言葉の間の「ま」が絶妙です。
天性のものなのか訓練によるものなのか分かりませんが、「ま」のとりかたがとにかく、うまい。
私も時々大勢の人前で、電気自動車などについてしゃべることが多いのですが、終わったあとにいつも「あそこはこういうべきだった」とか「言い残したなぁ」と反省ばかりです。
当然話の中で、「ま」もとれず平板なトークに終始してしまいます。
財界のかたでも絶妙なトークをする方がいます。
枝雀さんが落語の中で、緊張と緩和とよく言っていましたが、上手な話し手はそのバランスがいいですね。
いいスピーチを聴いたあとは、今度機会があればまねしようと思うのですが、なかなかうまくいきません。
かといって自分なりでいいや、と下書きもなくしゃべり出すとどこかで破綻をきたし、さら上がり性なのでよけい支離滅裂になり「ま」どころか「間抜け」なトークになってしまいます。
大勢の前で話すというのはほんとに難しいです。
できるだけ自分の意志をきちんと相手に伝えられるように、訓練していく必要を感じるこのごろです。
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