駐輪場2013年04月03日 17時56分35秒

梅田のビルの谷間。
駐輪場ができていました。
ところが、50cc以下でないと駐められないです。
50ccより小さいのもある70ccなどは駐められません。
カブタイプのバイクも50ccも70ccも大きさはほとんど変わりません。
不合理ですよね。

私は、50ccバイクもガラパゴスバイクではないかと思います。
この50ccというのは戦前のカテゴリーで自転車にプーリーをつけ、小さいエンジンで動かしていた、その名残です。

それがバイクが進化しているにもかかわらず、そのまま改善されずに今に至っているところに、日本のおかしさがあります。

今街中で50ccの制限速度30km/hを守っているバイクは皆無に近いのに道交法は30km制限です。
70km位でスピード違反にかかれば大変ですね。

もし50cc、30km/h制限を国として守るのであれば、スピードのでないより安全なバイクのカテゴリーとして徹底すべきですが、それらはほったらかしで、100km/h近くでる50ccが野放し状態です。

また逆に、今の交通の流れでは、30kmで走るとクラクションを鳴らされ、ついスピードを上げてしまいがちです。

50ccだけではなく、バイクの車検も高速を走れる250ccが不要で251ccから必要です。
そして免許制度でも250ccと251ccでは違います。
同じ道を同じように走りながら、免許も車もカテゴリーが別なのです。

日本が成熟社会を目指そうとするなら、こうした世界的に見てもおかしなことをひとつずつより現実的で合理的なものに変えていく必要があると思います。
まだ赤ちゃんかな。

これはバイクだけではなく、他にもたくさんありますね。