地震のない街 ― 2013年11月15日 23時14分21秒
ヨーロッパを歩いて、地震のない国はコスト的にも恵まれていると思います。
つい普通の民家が築何百年というのがありますからね。
日本の木造では虫や火災や腐食のリスクがあります。
それにくわえて地震ですからね。
この辺りの建物はほとんどが、石でできていて腐らない。
家を建てるコストの心配が要らないので、必然的にゆったりとした生活ができるのではないかと思ってしまいます。
アントワープにも古い中華街がありました。
ここで中華料理を食べました。おいしかったです。
ノートルダム大聖堂が建物の間から見えます。
左の建物なんかは日本のように地震があればたちまち崩れるでしょう。
マルクト広場の土産もの店やレストラン。
壁がくっついているので建て替えもつっかい棒なんかを入れて大変なようです。
こういうスペースでは、東洋の場合はめちゃくちゃな看板やら幟があって雑然としていますが、やはりきれいな景観を保っています。
さすがです。
このあたりは見習いたいです。
ステーン城。
これも10世紀の建物です。
約500年間にわたり牢獄としても使われたと言うことです。
地震と津波が来れば一発崩壊でしょう。
ステーン城の前にあった銅像。
これは誰なのでしょうか。
肉屋のギルドハウス。これなんかも日本のように地震が群発すれば、持ちこたえられない感じがします。
アントワープはルーベンスの家のあるところです。
それと、「フランダースの犬」の舞台でもあるのですが、日本で知られているほどベルギーでは知られていないと、ガイドブックに書いています。
ここもじっくり見たらとても一日では見ることのできない街のようです。
ガイドブックに書かれているところの半分も見ていません。
街中もじっくり見たらおもしろいと思います。
こうしてみると地震がないということはすばらしいことですね。
それから思うと、日本の木造建築は千年以上も地震や台風に持ちこたえていますが、これはすごいことですね。
ヨーロッパの人達が京都や奈良、そして高野山などにきたいわけが分かります。
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