死海が危ない2015年06月16日 22時20分45秒

6月10日付けの日経新聞に死海の水位が低下し、陥没が多発し、死海が消える恐れもあると書いています。

小学時分に、人間が浮いて本を読んでいる写真を見て驚いたことを覚えていますが、その死海が1930年頃から比べて40mほど下がり今は海抜下430mということです。

ビーチも運営停止のところが出ているそうです。
水位の低下は死海に流入する水量の減少が原因とか。

住民が増えたことにより、ヨルダン川の水の消費量が増加しているということでした。

ここでも自然破壊の原因は人間の営みなのですね。

対策に紅海の海水を移す計画らしいですが、それでは普通の塩水湖となってしまうのではないかと心配です。

何千年もかかって塩湖になったのに、単に海の水を移すだけでは、一気に昔にはもどらないと思います。

今の世界を見回してもこうした人間活動が原因の自然破壊が多いですね。