ちかつ飛鳥博物館&丹生都比売神社コンサート ― 2016年04月29日 21時47分55秒
もう山にはほとんど桜が見られなくなりました。
山も桜からつつじに変わり、そしてフジがきれいになってきました。
それでも今日一日肌寒い天気でした。
昼からちかつ飛鳥博物館に「古墳とは何か」という特別展を見に行きました。
博物館の屋上への階段でいくつかの高校が合同でコンサートをしていました。
常設展も見ごたえがあり面白いところです。
この辺り一帯が古墳だらけで、一度じっくりそれらの古墳を見て回りたいと思いました。
駐車場近くに池のほとりにフジがきれいに咲いていました。
博物館の帰り、丹生都比売神社に立ち寄り、フランス人のロビンさんのチェロコンサートを聴きました。
本殿はライトアップされていますが肝心のロビンさんのところに照明が全くなく、カメラのピントも合わせられませんでした。
ストロボはあまり炊きたくなかったのですが、とりあえず会場風景をカシャ!
チェロはともかく、スピルチュアルサウンドとでもいうのでしょうか、たたくときれいな音色の鉢を持って観客の間を歩いてくれました。
丹生神社は全国に138か所もあるが半分以上が和歌山に集中していると言われています。
紀州の丹生神社の総社だそうです。
そしてこの天野の里は白洲正子さんが、「かくれ里」という著作の中で絶賛して天野に隠居したいと書いていました。
そしてその風情が、今に残っているのがうれしいですね。
そんな天野の空気にマッチした、ロビンさんの演奏と音響でした。
本殿と、左隅にロビンさんがちらっと写っています。
相当に暗いので、灯篭にカメラを置いて撮りましたので、このポジションとなりました。
手に持っている棒を回すと、波の音のような、まさに妙なる音が出ていました。
最初はクラシック音楽で、途中では、美空ひばりや真田丸のテーマソングなども演奏してくれました。
観客のレベルに合わせてくれました。
アンコール曲は「さくら」でした。
山が深い里山の事寒さがつのって来、かなり帰った人もいましたが、いいコンサートでした。
ロビンさんは何年日本にいるのか知りませんが日本語が、上手でした。
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