吉祥寺薬師堂 ― 2016年07月02日 23時00分06秒
毎日新聞に月一度掲載される「風景を歩く」というコラムが、結構マイナーな寺社や施設を紹介しています。
なかなか面白いところがあるので、記事のところを訪問しています。
今月は、有田川町粟生の吉祥寺薬師堂でした。
こんなところに国宝がと思いましたが、そういえばこの有田川沿いの道は高野七口の一つにつながっています。
交通の要衝だったわけです。
いい仏像があってもおかしくないですね。
大きくはありませんが趣のあるお寺です。
残念ながら仏像は別の収蔵庫に保管されていてみようと思えば事前の申し込みがいるそうです。
そのことをこのお堂の隣の方が教えてくれました。
そして、
「あのね、さい銭箱が盗まれて箱が捨てられていたんです」
「それは罰当たりですね」
「そうや。仏像も盗まれたら悪いので収蔵庫に保管しています。お堂の中は写真だけです」
その方は続けて、
「このお堂も子供のスプレーの火遊びで骨組みを残して焼けてしまったので、屋根はふき替えています」
「柱など焼けなくてよかったですね」
「そうです」
火事は怖い。
本堂には三門がありました。
おもちゃが詰まっていました。
紫陽花の一種でしょうか。きれいでした。
ソーラー発電所が・・・。時代ですね。
山が深い。これと下の写真はF・ズイコー38㎜f1.8です。
気になったのは、お墓があるのですが、墓石が戦死の方のが多いということでした。
この狭い在所でかなりの人がなくなっています。
残念ですね。
戦争はいけません。
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