明恵上人遺跡巡り ― 2016年08月14日 22時41分04秒
毎日新聞のコラム「風景を歩く」のうち、明恵上人の筏立遺跡のことが載っており、見に行きました。
明恵上人の遺跡は以前から探して訪れていましたが、この歓喜寺と筏立遺跡はまだ見ていませんでした。
まず歓喜寺を参詣しました。
かなり古いお寺でした。
下品堂の中。
時間の流れを感じる扉止め。
板が削られています。
境内の蓮池にはたくさんのハスがありましたが、ほとんど花が落ち、この一本だけに花びらが残っていました。
明恵上人生誕の地。
近くの橋のたもとにあった供養祠。
そして目的の筏立遺跡。
かなり探して走り回りました。
廻りはミカン畑で、おじさんが摘果をしていました。
「雨が降らないので大変や。めちゃくちゃ暑いから夕方でないと作業できん」
筏立遺跡近くにあるため池も、揚水ポンプから幾筋もホースが延び、3分の1ほどの水が残っているだけでした。
「7月から9月まで雨が降って、秋に降らないとおいしいミカンができる。今年はどうやろな」
などとミカン農家の苦労を語ってくれました。
やみくもに摘果するのではなく、とってもいい実とそうでない実があるようです。
枝の太さも見なくてはいけないそうで、大変な作業であることが初めてわかりました。
そんなミカン畑の中腹にひっそりと筏立遺跡はありました。
「風景を歩く」の写真とほぼ同じ角度で撮りました。
ここで明恵上人は修行したのです。
文章に書かれていたように、大きなヤマモモの木がそびえていました。
昨日の今日で、登山の後の足腰がすこしぎくしゃくしましたが、何とか歩けました。
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