2輪に乗ると脳が活性化2016年09月07日 22時06分50秒

カワサキ
毎号送られてくるバイク雑誌は中高年用の内容で楽しみなのですが、今号は、「長くライダーであるために」という特集でした。

その中で注目した記事は、2輪に乗ると脳が活性化するというものでした。

脳の前頭前野が一番早くへたるらしいのですが、前頭前野は判断したり、予測したり、集中したり、他者とのコミュニケーションを図ったりするということです。

この前頭前野を意識して使うことができれば脳を活性化して落ちてきた機能を持ち上げる事ができるそうです。

その活性化のために、2輪に乗ることがいいとわかってきたということです。
バイクもオートマではなくギヤ式のマシンでということが重要で、車やママチャリ自転車は前頭前野は活性化しないそうです。

たとえば走行中に人や物が飛び出したときそれを回避するために前頭前野は複雑な情報処理を必要としているということです。

この能力は加齢により低下してしまうのですが、バイクに乗ると、この能力が向上するそうです。

右手でブレーキを加減しながら掛け、右足で後ブレーキを補助的に掛けます。左はシフトチェンジのためクラッチ操作をします。左足はシフトのアップダウンをします。両手足をフルに活用しているわけです。
前頭前野をフルに活用しなければ事故ったり転けたりします。

うれしいことに前頭前野が活性化することで脳機能とともに運動機能も高まることが証明されました。

確かにコーナリングのスピードは落ちました。
タイヤの減りが若いときは丸くまんべんなく減っていましたが、年をとるにつれてタイヤの中央がよく減るようになりました。
バイクをあまりバンクさせていない証拠ですね。

逆に言えば安全のための自制が効いているともいえます。

これからも乗り続けられるように衰えつつある筋力をもっともっと鍛えなければと、思っています。

筋力を鍛えることでいえば、カヌーがいいですね。
カヌーは全身運動ですので楽しみながら筋力が鍛えられます。

山登りもやはり筋力を鍛えるという事からもいいトレーニングになります。

なんとかぼけないで頑張っていきたいな、と体と心に言い聞かせているところです。