藤原宮跡遺跡発掘現地説明会 ― 2016年10月02日 22時20分54秒
体調は万全ではないですが、昨日の薬が効いたのか鼻水も止まりました。
天気も何とか持っているので、藤原宮跡の発掘現場の現地説明会に走りました。
今回のは、それほど大きな発掘現場ではないですが、藤原京とは、西暦694年に造営された当時の都であり、藤原宮とはその都のほぼ中央に築かれた天皇の宮居と政庁の総称であり、今でいうなら皇居と永田町界隈の官公庁に相当するそうです。
和銅3年(710)3月10日に平城京遷都が行われるまでの16年間、我が国の首都でした。
その藤原京の中心に位置していた藤原宮は、持統・文武・元明三代の天皇が宮居としたところということです。
平城京よりも規模の大きいところだった、というのを初めて知りました。
当時これだけの規模の建物と都市計画をやってのけたということが素晴らしいですね。
現説のあと遺跡前にあるJAの2階の博物館にを見ました。
ライトで施設をチェックすることができ整然とした都の姿がよくわかりました。
この道が今ではくねくねとした細い道ばかりですね。
昔のほうがはるかに進んでいた感じがします。
世界遺産に登録を目指すということですが、何かもうひとひねりがほしい気がします。
藤原宮をでてから以前から行きたかった耳成山に登りました。
でやや薄暗く、雨の後なので靴がよく滑りました。
山口神社。
ろ山を下りたところにある裏の鳥居の下には手押しポンプの井戸があり、水を汲んでいる人がいました。
「お茶か何かに使うのですか?」
「薬を飲むのに使います」
煎じ薬用かな。
祠がありその横にあった地蔵さん。
夕日が落ちてきました。
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