網棚の本2017年10月27日 22時49分29秒

カマキリ
会社での話。

「最近電車の網棚に雑誌が残されていることがないなー」
「そうやね。全くと言っていいほどないなー」
「昔は一つの車両に一冊くらい残ってたけどね」
「そうやねー」

そうですね。

かなり前は、というよりスマホが出るまでは遅い電車の網棚には新聞や雑誌が残されていましたが、それがなくなりました。
残された持ち主不明の本を読むのが楽しみでしたが最近は本も新聞すらもなくなりました。

後片付けと言うことで持ち帰る人も多く、ホームのゴミ箱にたまに捨てられているのもありますが、本や新聞を持って電車に乗る人がやはり少なくなりました。

皆さん俯いてシュルシュルが忙しく本どころではないのでしょうね。

文庫本も読んでいる人が少なくなりました。
文字離れではないのですね。
スマホの画面は、LINEやらツィッターの文字であふれています。

でもどこか違うのですね。
何となく違和感があります。

電車の乗り込むときも見ながらですね。
本であれば次の動作に移るときは本を閉じればいいわけですが、ゲームなどをやっていればそれまでの点数などがあってやめればパーになるからでしょうか?

そんな時代の進歩?のおかげで網棚に残された週刊誌を読む機会が少なくなりました。

全体的な本離れは、日本人の学力低下や企業能力の衰退も何となくつながっているように思えてなりません。

テレビ番組では番組によっては、ツィッターの文章をテロップで流していますが文になっていないのが多いですね。
あの乗りで国語のテストなどを書かれるとつらいものがあります。

かくいう私もYAHOOオークションをかけたりナイターの結果を見たいために俯いて、シュルシュルやっている一人であります。
一応文庫本の見たいのを鞄に入れていますがほとんど読まないです。

これではいけませんね。