また医者のハシゴ2019年02月20日 22時20分07秒

今朝はまだ雨が残っていたが,気温は高かった。
休みをもらって医者のハシゴをした。
医大での検査と歯医者であった。

今日のような天気のいい日に、医者で時間を費やすのは残念だが仕方がない。医者のことを言えば、1968年10月13日朝日新聞朝刊のサザエさんが、人間が見ると誤診が多いがコンピューターで見るようになって患者がたくさん来て喜んでいるというのがあった。

仕事を奪われた医者がつぶやいている。
「なんかムナしい」
患者は、
「センセイは誤診が多かったからなア」
とつぶやいている。

それにしても1968年にすでに、コンピューターでの診断のことを漫画に書いているというのは、さすが。
今まさにAIでの病気診断が普通に行われようとしている。
データが多くなればなるほど診断の確率は上がってくるだろう。

私の検査などはその診断データーの一つとして活用されることは間違いない。

サザエさんの漫画の時代は、コンピューターも計算速度が今のものと比べて、30万分の1の能力しかなかった。
今のコンピューターなら複雑なビッグデータをたちどころに解析し、分析し、答えを出してくれる
これからもっと早くなり精度もよくなると思う。
AI将棋やAI囲碁などでも実証済みである。

医師は、AIが医師の取って代わるのは「10年先もまだ難しい」と言っているが、私は意外と早いのではないかと思う。
やはりマンツーマンで触診し問診して的確に判断を下せるのは人間だけであるから、医師としてはあくまで補助的役割に生かすべきだと言っている。
確かに電子の声で、
「アナタノビョウキハ、○○デス。ハヤクテアテガヒツヨウデス」
言われてもピンとこないだろう。
しかしそんな時代もまもなくかわからない。

これも日本は遅れるだろう。
いろいろと制約が多く、外野席もうるさくなる。
ということを、長い長い順番待ちの間、考えた。

写真は1978年の椿温泉の猿君。
何か考えていそうな雰囲気である。