本格的に寒くなってきた2019年11月20日 18時07分46秒

今日会議の後昼食をしたが、上司が若いころ串本にいたということで話が弾んだ。

魚がいくらでも捕れたことや竿で魚を釣らず、ヤス(串本ではチョッキといった)で突い
たり、タコやクエなどを釣った話をした。
私の中学生から高校の間に串本に来ていたということで、串本のいい時代の最後にいたのかもしれない。
そのころ道ですれ違ったかわからないねと言って笑いあった。

そういえば最近は魚もいい話がない。

ただし、今日、ラインで日高の沖で130㎝のクエを釣ったと書き込みがあった。
これを一人で上げたとなるとすごい。130㎝のクエだとかなり格闘したのではないかと思う。

友人は周参見の港でクエらしきものをかけたのだが、竿が見事に折れてしまい逃がしたという。それから病みつきになってかなり通ったといっていた。

それほどに紀南の海は楽しいところだったのだが、今は「魚が減った」というさみしい話ばかりである。

ダムができ、埋め立てがあちこちやられて、生態系が変わりおかしくなった気がする。
話の中で震災で津波が来た東北の海岸で、高い堤防を延々と築いている話にも及んだが、もしそんな堤防を串本に作られたら耐えられないだろうと思う。

昨日も書いたが、自然を知らない人が防災構想を考えるとろくなことがない。
串本も埋め立てをしてからろくなことがない。

写真は1990年11月の大島街角である。
ゆるい空気が何とも言えずいい。

大島

大島

大島


大島