福田美術館2020年01月05日 21時20分28秒

京都は嵐山、渡月橋にほど近いところに福田美術館がある。

今回チケットをいただいたので正月2日に行ってきたが、100年持続するような美術館を目指すというだけあって、展示品もバラエティに富んでよかった。
そして何よりも、フラッシュをたかなければ写真が自由に撮れるというのがよかった。

撮影禁止のマークがなかったので、館員の女性に、

「写真を撮ってもよろしいのですか?」

と聞いた。

「はい、フラッシュをたかなければご自由にどうぞ」

ということであった。

これはうれしいね。

名画の筆使いや色合いを記憶にとどめたい時があるが、すぐ忘れてしまう。
写真で記録しておけば、思い出す。
ニューヨークのメトロポリタン美術館でも写真を撮ったり、長い脚立を立てて複写している人がかなりいた。
さすがにこの美術館では、複写はせまいので難しいが写真なら、撮ってすぐに次の人に場所を譲れる。

3階まであり、絵と絵の間隔は他の美術館と比べると狭いが、そのほうが移動時間が短く一点当たりに長く濃密な気分で鑑賞できる。

3階にあったシャガール、モネ、ローランサンなどの絵は撮影禁止で、係員が見守っていた。
その奥に喫茶コーナーがあったが、正月で食材が届かずメニューも売り切れたので一種類しかなく時間がかかった。
かなり待たされて昼食を食べたのは2時を回っていた。

しかし多彩な展示品と眺めのいい喫茶コーナーで「見た!」という感じの美術館であった。



言わずと知れた竹久夢二。3枚あった。


これは長澤芦雪。迫力があった。


これは葛飾北斎の「大天狗図」素晴らしかった。


これも北斎かなと思ったら、蹄斎北馬という北斎の弟子が書いたもの。
ほかにも伊藤若冲、狩野永徳、大観などいろんな人の絵があった。
喫茶室からは渡月橋がよく見える。観光客の行き来がおもしろかった。


今朝のニュースでアメリカがイランの将校を殺害したと言っていた。
少し物騒になってきた。
Tさんはイランが攻撃してくれば反撃すると言っているが、目には目をの世界になってくると泥沼化してくる。

さて日本はどうするのだろう。

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