梅雨の晴れ間2020年06月29日 23時01分45秒

今日録画していたNHKの番組で、人類がなぜこうも発達してきたかをDNAの解析で少しずつわかってきたというのをやっていた。

ネアンデルタール人の化石からDNAを分析し、私たちホモ・サピエンスもネアンデルタール人のDNAを受け継いでいることが証明されたということである。不思議である。
化石からDNAが取り出せるのだからすごい。

ネアンデルタール人とホモ・サピエンスの両者の脳の構造やDNAには確かに違いはあるが,この違いが知性を支える機能にどれくらい影響したのかは不明だそうだ。
また石器などもネアンデルタール人は始めから終わりまでスタイルが一緒だが、ホモ・サピエンスは絶えずバージョンアップしていたという。
ネアンデルタール人がホモ・サピエンスほどではないが知的な行動をとっていたことが化石から十分にうかがえるが、彼らが絶滅した原因はどこにあるのか。
少なくとも彼らが生きていくために適応できなかったほど能力がなかったからではなさそうである。

ただ番組の中でも言っていたが、DNAの数多くの情報の中でたった一つ他のすべての動物が「A」なのに人類だけが「T」に変わっているという。

さらにFOXP2という言語を司る遺伝子があり、現在解析中だがそのFOXP2に組み替えたマウスの子供は明らかに鳴き方が違ってくるということである。
知れば知るほど訳がわからなくなりドツボにはまりそうである。

この番組シリーズの前回の放送で哺乳類が胎盤を持ったのはウィルスがDNAを書き換えてしまい、卵からの繁殖が胎盤からの繁殖に変わったことを言っていた。
それからすると、DNA「A」が「T」に突然変わったのもひょっとしてウィルスかもしれない。
ということは今回のコロナウィルスで、ある人はDNAが書き換わるかわからない。
あと30年ほどしたら、超人類が誕生するかわからない。

ちょっとした偶然が、奇跡を呼び、今に至っている。

すごいね。


団地の入り口にある見守り婦警さん。涙を流している。
あまり役に立っていないので悔しくて泣いているのかも。

小林幸子さんに少し似ているのと、涙目がなんとなく面白かったのでカシャ!